第21話 日曜日の点鼻薬
点鼻薬と呼べばいいのに、なぜか「はなシュッシュ」で通じてしまうアレルギー点鼻薬。
期間的に使っていたが、今では適宜通年使っている。
先日、噴霧が出なくなって、そこら辺りに転がらしていた点鼻薬を、入っているのと間違えて使ってしまった。
シュッシュしても出てこないので破棄予定のものだと気がついた。
時間がなかったので新しい薬を用意できず、この日は使わないことに。
それから数日後、また間違えたのを使ってしまった。
一度に片方2回噴霧するのだが、ちゃんと出ている。
(あれっ?)
もう片側の鼻にためしてみた。
やっぱりちゃんと出る。
(えぇ〜っ?)
以来しばらくの期間、使えた。
置き向きか、なんのせいかは不明だ。
パッケージが透明じゃない以上、なかみの残はわからない。
(もしかして、今まで何年も、なかみがあるのに捨ててたとかぁ〜⁉︎)
けっこうショックだった。
毎日使ってはいないので一本がどのくらいで空になるかがわかりにくい。
出なくなれば、捨てるを当たり前に繰り返す。
気づく事はなかった。
次の一本も、こういう事があるのかもしれない。
(うーむ)
しばし点鼻薬と睨めっこ。
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