特異
しんちゃんこと八幡真司は非科学的事件鑑識四課長だ。彼は17歳という若さでここまで上り詰めた。彼はとにかく目がいいらしい。右は4.0だが、左は-7/11だそうだ。負の数になる目を持っている人は日本でも50人もいない。しかも彼は分数なのだ。負の数つまり、非科学的なものが見えるという事。そして分数。四次元的にみることが出来る。彼のような人は世界にも10人いるかどうからしい。そんな彼はなんと先輩の元彼だった。仕事関係で1か月もせずに分かれたそうだ。彼は言う。「生まれ持ったこの目は神のお遊びなのか、僕に対して試練をくれたのか」俺は「どっちでもいいんじゃない使うのは君なんだから」と年上の感想を送る。我ながらいいことを言っただろうか。彼は泣いていた。「大丈夫だから」と先輩が頭をなでる。やはりこの業界の人は皆つらい思い出があるのだろう。
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