契機
部屋に入ると「あーお疲れのとこ悪いんだけど君たちでてってもらっていいかな」と言われた。どうやら鑑識の人達が来ているようだ。「あーしんちゃんげんき」と先輩が言う。しんちゃんこと八幡真司に連れられて俺たちは外に出た。「初めまして非科学的事件鑑識四課、課長の八幡真司です」一通りあいさつを終えて俺は驚く。こんな世界知らなかった。非科学的な事件を明るみにすると社会的混乱を引き起こすことがあることから、科学的根拠がきちんと見つかるまで隠れて物事を進めるそうだ。かといっても証拠が残らないようにする。俺たちが戦った非科学的生物は毛、足跡、血液などを残すそうだ。それらは闇市では高く取引がされる。また、呪いをかけるときの道具や武器に使用できる。先輩が使っていたナイフも鳴釜という妖怪の遺品から作ったものらしい。奴らは触れることが出来ない。だからダメージを与えられない。そのため遺品から武器を作るそうだ。また、呪いの解毒剤として使用できるため、鑑識が回収や掃除などをしている。
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