まるでドラマを見ているかのよう!

作者であられる宵さまの豊富な知識から紡ぎ出された世界観は、まるで本当に存在していたかのような感覚に陥ります。まさか中華もので儀式の作法までこだわり書かれた作品があるとは思いませんでした。多様な登場人物が出てくる中、誰が敵で誰が味方か、あるいは敵の思惑は何なのかと、複雑に絡み合うそれぞれの思惑と人間関係が面白いこと!

とても素敵だなと感じたのは、主人公である晧月さまがカッコいい!
さすが抜山虎女と呼ばれた女傑です。陰謀の糸が絡めとられた宮廷で涼しい顔してピンチを切り抜けていく様は痛快。守られるだけのヒロインじゃないのが最高です。

巻二を読むのが今からとっても楽しみです(*´▽`*)ワーイ

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