45.終章


 夕日が山間に沈んでいく。

 日が暮れた山道をひとり歩きながら、トウ=テンは片付いた仕事を振り返る。

 産卵期に入った危険種の誘導。途中で魔物の襲撃を受け、産卵を終えた危険種が巣穴に戻らないという不測の事態が起きたものの、猟兵部隊の隊員たちはいずれの状況にも浮き足立つことなく対応できていた。

 被害を未然に防ぎ、経験も積ませられた。上々の結果だ。

 危険種は脅威度の高さによって上から甲乙丙丁の四段階に分類される。

 今回の危険種は上から二番目の乙種。陸棲の爬虫類型で、性質は図太く動きは鈍重。普段は地面に掘った巣穴周辺から動かず、産卵期だけ水場に移動する習性がある。

 卵を包む粘液には強い毒性があり、粘液から溶け出した毒は水場を汚染して元々そこに棲息していた生き物の命を奪う。外敵のいない環境で孵化した幼生は、それらの亡骸を餌にして成長するのである。

 なぜこれが危険種に指定されているかというと、先述したとおりこの危険種は図太く、産卵地を求めて人間の縄張りにも平然と現れるのだ。放置すれば最悪、用水池や生け簀、水源が汚染されて村を捨てる羽目になる。

 かといって追い払おうと棒で突っつこうものなら、岩をも砕く顎と牙で反撃してくる。その全身を覆う鱗は防具の素材にも使われており、いくら動きが鈍くとも、一般市民がどうにかできる相手ではない。訓練された軍隊や騎士団の管轄だ。

 国によって対応は様々だが、西州猟兵部隊では、周囲の環境に影響の少ない産卵地へ誘導する手段が採られる。

 魔物と違い、危険種は自然界における食物連鎖の一部だ。闇雲に倒して数を減らせばいいというものではない。基本は専門家の意見を参考にするのが定石だが、状況によっては現場の判断で動かなければならないときもある。

 西州猟兵部隊が新設されてから二年半。彼らが現場でとっさの判断を下すには、危険種の知識も、魔物退治の経験も、まだまだ足りない。その足りないところを補うために、トウ=テンは雇われている。

 正式な役職名は〈西州軍猟兵部隊外部顧問〉。

 しがない用心棒と契約を結ぶために、数名の護衛を引き連れて、カルグ=ヤースンは自らサノワ村にやって来た。

 訪問する旨は事前に報せが届いていたが、彼が持参した手土産には、さすがのトウ=テンも少なからず驚かされた。目の前で解かれた包みから出てきたのは、久鳳に返還したはずの刀だったのだ。

 どういうことかと厳しい目を向けるトウ=テンの前で、カルグは三つ指をついて頭を垂れた。

「我が国から重宝を返還した際、クザン帝からこのようなご返答をいただきました。『この刀は、勇者の元にあってこそ価値がある』と。間違いなく持ち主の手に戻すよう、承った次第でございます」

 そう言ったあと、彼は恭しく外部顧問の契約を持ちかけてきた。

「西州国はこれから、危険種や魔物の脅威に自らの力で立ち向かわねばなりません。トウ=テンユウ殿。あなたのご活躍はスイハからよく聞き及んでおります。優れた用心棒であるあなたに是非、我が国へのお力添えをお願いしたいのです」

 生前の西州公は、危険種や魔物を眷属によって退け、西州の民を守ってきた。天上の視座から異変の芽をいち早く摘み取る、いわば神の御業によって。

 しかしその奇跡を実現していたホーリーと〈CUBE〉は、もういない。

 西州の民は、黒い獣が消えたことも、人々の腐傷が癒えたことも、ユウナギ公子の帰還によるものだと信じている。先代の死から六年を経て即位した鎮西公主の治世に期待する声は多い。

 だが、期待が高ければ高いほど、成果を出せなかったときの失望は深くなるものだ。

 鎮西公主の治世は体制が切り替わるまでの繋ぎに過ぎない、という言い訳は通用しない。領土に侵入した魔物の被害を未然に防ぐこと。危険種の習性に臨機応変に対応すること。それが出来なければ、鎮西公主を熱心に崇めている民衆も、あっさり手のひらを返すだろう。

 西州国が抱える退っ引きならない事情は理解できる。

 久鳳での経歴を考慮して、自分に白羽の矢が立ったのもわからないではない。

 しかし、トウ=テンは気が進まなかった。引き受ければしばらくのあいだ、家を離れることになる。

 このときは子ども達がまだ小さく、オルジフもやっと村の暮らしに慣れてきた頃だった。それに仕事と育児ですれ違うコスとチサの仲も、兄夫婦のために時間を作ろうと働きすぎるサクのことも心配だった。

 悩んだが結局、全員に後押しされるかたちで引き受けた。

 困ったのはその後だ。

 オルジフが、自分も役に立ちたい、ついていくと言い出したのだ。

「魔物狩りならやったことがある。頼む、親父殿。俺も連れて行ってくれ。きっと足手まといにならないから」

 婿入りするまで、オルジフはサナンの戦士団に所属していた。西州兵よりずっと魔物慣れしているし、いざというとき自分の身を守ることもできるだろう。

 それでも、万が一ということはある。子ども達には父親が必要だし、サクを未亡人にはできない。そう考えると、オルジフの頼みを聞くことはできなかった。

 互いに譲らない二人の間を取り成したのは、他でもないサクだった。

「連れて行ってあげて」

 故郷を離れ、慣れない環境で頑張ってきたのだから、本人がやりたいというのならその意志を尊重したいという。

「危険な仕事だぞ。オルジフが心配じゃないのか」

「どこで何をしていたって魔物に出くわすことはあるでしょう。だったら、テンのそばにいてほしい。世界で一番安全な場所だもの」

「あまり買い被るな」

「買い被りなんかじゃないよ」加勢を得たオルジフが、勢いづいて言う。「シャハ族の戦士団にいる猛者たちだって、親父殿には手も足も出なかった。あのときからずっと思ってたんだ。親父殿みたいに強くなりたいって。それに、親父殿は言ってくれたじゃないか。俺を鍛えてやるって」

 サナンでの出来事を持ち出されて、トウ=テンは閉口した。

 州都の騒動が一段落して傷が癒えたあと、トウ=テンはいなくなったサクの行方を捜した。

 といっても、どこか宛てがあったわけではない。家に帰っているのではないかという望みは早々に断たれた。ナサニエルが助言してくれた「オリジンの気配」というやつも、集中すれば微かに感じ取れる程度の漠然としたものだった。おぼろげな手がかりを頼りに、ミアライ周辺の山中を歩き回る日々が続いた。

 そんな状況でも、夢だけは見た。

 繋がりは断たれていない。サクは今もどこかで生きている。それがわかるだけで明日に望みが持てた。朝、目を覚ますたびに、近くまで来てはいないかと姿を捜した。

 そんなある夜、こんな夢を見た。

 白い狐が檻の隅で、小さく縮こまって震えていた。

 トウ=テンは飛び起きた。

 夢に見る光景はサクが経験した過去の記憶だ。サクは獣の姿で徘徊しているところを何者かに捕まり、どこぞへと連れ去られた。密猟者の仕業ならもう西州にはいない。

 物流の要所を回り、表に出せない商品の販路を徹底的に洗った。

 見つけて連れ帰るまで、半年かかった。

 サクは海を越えた先、サナンの部族のひとつであるシャハ族の里で保護されていた。

 ただし、流民としてだ。

 流民とは人種を問わず、帰る故郷のない人々のことをいう。

 シャハ族に保護された流民は、衣食住を保障される代わりに労働奉仕を求められる。奉仕という言葉通り、働きに応じて賃金が支払われるということはなく、自由はない。表向きは保護を謳っているが実態は奴隷と同じだ。

 サクの身柄の返還について、先方とは揉めに揉めた。

 異国出身の流民は労働奉仕に加えて、里の人間と番になる決まりがあるという。かつて近親交配を繰り返していたとある部族が流行病によって滅んだ教訓から、シャハ族は定期的に外部の人間を里に迎え、新しい血を取り入れているのだと。

 理屈はわかるが、そんなことはこちらの知ったことではない。

 もはや話し合いでは決着がつかぬと悟ったトウ=テンは、搦め手に出られる前に、自分以上の強者であればサクの伴侶として認めると『譲歩』して見せた。

 たかが久鳳人の中年男がひとり。負ける道理はない。

 そう舐めてかかってくる相手を、トウ=テンは片端から倒した。勇猛で知られる戦士団でも選りすぐりの青年たち。いずれも血気盛んで、自信に満ちあふれた、戦争を知らない行儀の良い連中ばかりだった。闘技場に立っているのがトウ=テンひとりになる頃には、観戦していた族長の顔色はすっかり青ざめていた。

 一から交渉し直した結果、里の若者を婿に取ることに決まった。

 サクがそうしようと言ったのだ。納得まではいかなくても、それが、双方が妥協できる最低限の落とし所だと。そして自分で結婚相手を、オルジフを選んだ。

 オルジフは父親が流民の混血児で、両親の死後、祖父母によって戦士団に入団させられた。里周辺の巡回警備が主な仕事で、サクが密猟者から救助された現場にたまたま居合わせていたのだという。年齢はサクの二つ上。年が近く、父と同じ流民という境遇に親近感を抱いたのか、とても親切に気遣ってくれたそうだ。

 この指名に難色を示したのは、むしろシャハ族側のほうだった。

 それはそうだろう。将来有望な若者をとりあえず婿入りさせて、生まれた子どもが乳離れする頃に里帰りさせる腹づもりだったのだろうが、半分流民のオルジフでは話が違ってくる。

 両親を早くに亡くして祖父母とは絶縁状態。戦士団での勤務態度は至って真面目で、危険な役目も進んで引き受けるが、それは里に対する帰属意識や愛着から生じるものではなく、誰かに認められたいという承認欲求に過ぎない。婿入り先が今より良い環境だったらサナンに戻ろうとはまず思わないだろう。

 シャハ族側は他の男にしろと言うが、サクは頑として譲らない。仕方なくオルジフが呼ばれた。トウ=テンが初めてオルジフの姿を見たのもこのときだった。

 仕事中に呼び出されて着の身着のまま。日焼けで目が充血し、鼻の皮が剥けている。戦士団所属という割に、命を預ける装備には手入れが行き届いていない。ほつれた袖と、そこから覗く生傷だらけの腕を見て、トウ=テンは察した。この青年に、親身になって世話を焼いてくれる家族がいないことを。

 なぜ呼び出されたかもわからず、里のお歴々を前に萎縮しているオルジフの前に立って、サクは単刀直入に言った。

「オルジフ。わたし、西州に帰るの。結婚して一緒に行こう」

 しばし呆然としたあと、オルジフは顔を真っ赤にしてうろたえた。

 なかなか返事が出てこない青年の手を、サクは両手で握った。

「お願い」

 その懇願はオルジフだけでなく、トウ=テンに向けられたものでもあった。

 結婚という双方合意で成り立つ取り決めに、血縁でもない自分が口を出すのはいかがなものかとも思ったが、苦々しい顔をしている重鎮たちに邪魔されても厄介だ。

 仕方なく返答を促す。

「嫌なら断れ。来るなら一緒に来い」

「でっ、で、でも俺、強くない……」

 こちらが里側に提示した結婚相手の条件に、自分が合致しないことを気にしていたらしい。そんなもの、今となってはどうでもいいというのに。

「サクが選んだ男なら文句はない。心配なら俺が鍛えてやる」

 そう言うと、オルジフは息を呑んで固まった。信じられないと言うように見つめてくる眼差しに、トウ=テンは黙って視線を返した。嘘はひとつも言っていないつもりだ。サクの亭主になる男が軟弱では困る。

 思いが伝わったのか、オルジフは唇を引き結び、サクの手を強く握り返した。

「わかった。結婚する」

 こうしてオルジフは、船酔いという試練を乗り越えて西州にやって来たのだ。

 新しい環境と、子どもが生まれたことでうやむやになっていたが、確かに鍛えてやると言った。迂闊な約束だったが男に二言はない。

「魔物や危険種との戦いは命がけだ。見て覚えろとは言わん。基礎からみっちり叩き込んでやるから覚悟しておけ」

 オルジフは目を輝かせて何度も頷いた。

「ありがとう、親父殿! がんばって親父殿が背中を任せられる男になるよ!」

 以来、教えた基礎の型を毎日練習している。最近はミハルとトウマが真似することも増えた。少しでも身を守る助けになればいい、とトウ=テンは黙認している。

 オルジフや猟兵部隊の若者たちの面倒を見るうちに、漠然と、その後の人生について考えるようになった。

 今はまだ最前線で戦える。だが来年は、再来年はどうだろう。四十を過ぎてから自分が徐々に年老いていくのがわかるのだ。体力は衰え、白髪も増えた。思い通りに体を動かせる時間はもう、それほど残されていないのかもしれない。おそらくこの後進の育成が、トウ=テンの現役最後の仕事になるだろう。

 それさえ終われば。


 やっと、戦いから離れられる。


 日の出と共に起床して、牛馬の世話をし、畑で土いじりをして、ときに狩りをする。若い頃に夢見た暮らしに、ようやく手が届くのだ。

 初めて剣を握った十四歳のときから、三十年が経った。

 いくつもの戦場を生き延び、数え切れないほどの死を見送った。

 クザン帝から下賜された重宝を重たく感じない日はなかった。

 妻子を亡くし、久鳳を出て、一度は命を手放そうとまでした。

 そんな自分が今や、穏やかな心持ちで老後に思いを馳せている。



 サナンから西州に戻る、船上でのことだった。

 船酔いのオルジフを部屋で休ませて、トウ=テンはサクと二人で甲板に上がった。風は冷たいが天候は快晴。波は穏やかで、船を操る船員たちにもゆとりがあった。

 並んでぼんやり水平線を眺めていると、不意にサクが言った。

「ありがとう、テン。オルジフを助けてくれて。……迎えに、来てくれて」

「約束した」

「うん。でも……」

 言いよどんだ間際の横顔で、理解する。

――ああ、やはり。覚えているのか。

 夢の中で初めて互いを認識した、あのときのことを。

(――テンにだけは、知られたくなかったのに!)

 起きてしまったことは変えられない。なかったことにはできない。

 それでも。

 また夢の中であの場面に出くわすことがあったなら、トウ=テンは迷わず止めに入るだろう。たとえ無意味でも。それによって、過去が変わることがないとしても。

 船端に置かれたサクの手に、トウ=テンは自分の手を重ねた。

「おまえがいないあいだ」

 何度突き飛ばされても。

「生きた心地がしなかった」

 この手を離さない。

「迎えに来るのが遅くなって、すまなかった」

「ううん。……怪我してたのに、突き飛ばしてごめんなさい」

「いいんだ」

 隣にいる。ただそれだけで、心が満たされた。会えないあいだ澱のように溜まっていたわだかまりが、潮風に洗われていくようだった。

 しばらく経ってから、サクは大きく息を吐き出した。

「ずっと考えてた。テンに何を返せるだろうって。でも、そうじゃない。わたしができることは……病気も怪我もしないで、元気でいることだけなんだよね」

 風に煽られた髪を直しながら、トウ=テンに笑みを向ける。

 憂いも陰りもない晴れやかな顔だった。

「帰ったらいっぱい働く。みんなにオルジフを紹介して、スイハに手紙を書いて……あと料理も練習したい。そうやって毎日、自分を積み重ねていけば……〈CUBE〉もきっと、わかってくれると思うんだ。サクナギはホーリーとは違う人生を生きてるんだって」

「……ああ。そうだな」

 サクはトウ=テンの肩口に額を寄せて、誓いの言葉のように言った。

「たくさん心配かけたけど、もう大丈夫。テンをひとりにしないよ。だからね、安心して生きて」



 月が昇り、夜空に星が瞬く。心地よい夜風が頬を撫でる。

 子ども達はもう眠ったろうか。〈CUBE〉は今夜、泊まっていくのだろうか。

 トウ=テンは家路を急ぐ。

 命の危機がなくても、心配事が尽きるということはない。

 コスは診療所を営みながら医学の勉強と技術の研鑽に余念がなく、家族で過ごす時間を取れずにいる。チサはもう仕方ないと諦めているが、娘のキノは父親に構ってもらえないことに寂しさを感じているようなのだ。おまえの父は人の命を救う尊い仕事をしているのだと説明しても、まだ納得できる年齢ではない。ミハルとトウマがオルジフに可愛がられている様を近くで見ていたら、なおのこと気持ちに収まりがつかないだろう。このままでは可哀想だ。早急に何とかしてやらなければ。

 サクは診療所で薬師をしながら、船で約束したとおり怪我にも病気にも気をつけて過ごしている。唯一の問題は、体力に任せて働き過ぎることだ。オリジンといえど体の半分は人間だ。疲労は蓄積する。一年前の冬など、前触れなく糸が切れたように気を失い、春まで眠りっぱなしだった。目覚めるのを待ち続けて憔悴しきったオルジフを目の当たりにしてからはサクも反省したのか、最近は昼寝をする息子たちと一緒に休むようにしている。

 新しい村長に替わってから、サノワ村にも住民が増えた。

 終の棲家を求めてやって来た年配の夫婦、引退した元騎士、御服所から出向している職人、人間不信の精霊憑き、モノクルをつけた代筆屋。今のところ大きな事件は起きていないが、一部の不審な人物は、今後も動向を警戒する必要があるだろう。

 そこまで考えて、トウ=テンは静かに笑う。

 やることが山積みだ。頭の中で思い描く穏やかな老後への道のりは、まだまだ遠い。だが今は、これでいい。目の前のことを面倒だからと疎かにしては後悔が残る。

 それに、そばに心配する相手がいるというのは、とても幸せなことだ。

 幸せについて思うとき、トウ=テンはセツとシンの思い出を胸に抱く。

 二人が亡くなって十数年。たとえこの先どれだけ記憶が薄れても、幸せだったというこの気持ちだけは、確かにあり続けるのだろう。

(――どんなに自分が大変なときでも、困っている人を助けられる人間でいよう)

 セツのおかげで腐らずに生きて来られた。

 この約束が、どん底にいた自分を未来に導いてくれた。


 生きることは、出会うこと。それは変化の始まりだ。


 夜風に混じる花の香りに春を感じた。

 散ってしまう前に、みんなで花見をしよう。いつまでも一緒にはいられないのだから。いつか必ず、別れるときは来るのだから。

 共に生きる今このときを、大事に過ごしたい。

 歩き慣れた道からトウ=テンは顔を上げた。


 暗い夜の下、帰る家に温かな明かりが灯っていた。


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崖っぷち西州事変/忘れじのオブリージュ @satomi-akira

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