良くも悪くも『少し』ずつ適応していく物語

1部と2部の序盤読んで感じるのは展開の進み方が他の小説に比べて遅い

話の節々に今後の壮大な展開を示唆するような表現があるけど、実態はただただ「村で人と駄弁るだけ」ってイメージ

Aと話し終えたらBへ、Bが終わったら新たな登場人物Cがって感じで「主人公がなにを目的にして現状なにをしてるのか」が見えてこない

そうでないかもしれないけど「世界観や設定を住人に話させて、その考察を主人公にさせている」感が強い



ただ逆に言えばそれだけ丁寧に時間使って記述してるからあまり焦らずこっちも「少しずつ」読み進めていけば楽しめるのかと思った

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