それは過去に起こったのかもしれない当時のお話

舞台は1960年代のある国で起きたこと。
トウモロコシ農家の息子のベンは、田舎町に引っ越してきたハンナとの出会います。友人とも言えるグレッグはハンナを気に掛けるベンに背中を押したりして、彼女と彼の交流のきっかけを作ったりします。
彼ら三人の穏やかな日々は続く──わけではなく、1960年代の当時はある戦争が起きており、ベンたちはその戦争に巻き込まれていきます。またハンナも彼らに隠し事を抱えていました。

その当時をあらわす雰囲気と描写は文章で読んでいても伝わるもの。
読んでいて切なく、そして戦争を引き起こしてはいけないと改めてわかります。

物語だとしても、この話の中には彼らの生きた証があります。
私は読んでいて彼らの生きた瞬間を見たと思いました。

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