『魔法が当たり前の世界で魔法の使えない主人公の物語』と聞くと、アニメ「クロスアンジュ」やゲーム「サガフロンティア２」が真っ先に来て、どうしてもそれらと比較しがちになるのですが、この作品はそれらとも違った魅力の物語でした。
まず主人公の一人であるステインの思考が爽快感溢れるものとなっており、彼の行き過ぎた部分をもう一人の主人公ルクアがカバーするというバディものとして上手い組み合わせです。