第13話遠藤呆治の日常2

遠藤は、立花杏の代わりに、彼女のお兄さん。

立花栞の彼女を殺した。「はぁーはぁー。いい匂いだー」

彼女の死体を見つめ。遠藤は、彼女の髪の匂いを嗅いだ。

自分が、彼女を殺した事への幸福な感情を確かめる為の

行為。「でも、これじゃ足りない。もっと、もっと、私に

幸福を味わせてくれないかー」端正な顔立ちとは、裏腹に。

彼の、底知れない。好奇心は、収まらないでいた。

「どうすれば、もっと、私は幸福になれる?どうすれば・・・・・・」

遠藤は、一人。ぶつぶつと独り言を吐き出していた。すると、彼の

頭の中で、ある事を思いつく。「そうだ。立花杏を殺せばいいのか!

彼女を殺せば。私は・・・・・・私は・・・・・・ようやく

あのお方に近づける気がする・・・・・・」遠藤は、月明りの元

あの少女連続殺人の殺人鬼に、一種の憧れを持っていた。初めは

ほんのある。出来事がきっかけだった。最初の少女の残忍なやり口で

無残な殺され方が、世間に公表されたのがきっかけだった。

「あの、美しい。あの少女の死の表情をネットで、見てから。

私の中で、何かが開花したんだ。それ以来、私は、あのお方に

近づく為に。何人もの彼女たちを死しってきた。散々、満喫した。

後で、もういいやって。そうやって、何人も、何人も、何人も

殺してきた。でも、それじゃあ、足りなかった。そんなんじゃ

あのお方には、なれない。でも、今度はなれるかもしれない。

なぜか、そんな気がするよ・・・・・・」月明りの下で、遠藤呆治は

その端正な顔立ちで、優しく微笑んでいた。そんな、彼の殺人計画は

ある人物によって。崩壊した。後日、立花杏の死体が、彼女が

通う。高校近くの公園で発見された。「はぁ?」遠藤は、呆気に取れていた。

「どうゆう事だ。なぜ、彼女が殺された。私が殺る前に・・・・・・・

 なぜ・・・・・・」遠藤が、立花杏の死体が、発見された。公園に

足を赴いた。「一体、誰が、私の獲物を横取りした・・・・・・

一体、だれが・・・・・・」辺りを見渡す。遠藤の視界に、一人の

少女の姿が見えた。「こんな時に、私は何をやっているんだ」

遠藤は、自身の好奇心を恨んだ。自分が殺るはずだった。立花杏を

どこかの誰かが、先に殺したのに。もう、次のターゲットを探して

いる場合じゃないのに。遠藤は、彼女から。自身の視界から、離そうとした。

その時だった。遠藤は、彼女の一独り言を耳にした。「こんなんじゃ

あの人にはなれない。私の推しみたいな、究極の殺しではない」

その言葉を聞いた。遠藤は、思わあず。口角が上がった。「そうか。

君なのか。君が、立花杏を殺したのか~しかも、君も、私と一緒

なのか・・・・・・」遠藤は、再び。その彼女に自身の目を合わせる。

これは、推しが同じの同士を見つけた時の幸福感にも感じるものだと。

遠藤呆治は、思っていた。「君も、彼女を殺したいのか?」その日、

遠藤は、佐野一葉と接触を始めてした。

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