第1章・僕は真実を知る……
10.侯爵級
※ルクス視点※
途中の通路の研究員や兵達は横たわって死んでいた。
「キュー[死んでる。]」
「ガウ[だな…]」
実はリィーンが事前に皆殺しをしていたが、ルクスの性格を考えて何も話さなかった。
施設の外にルクス達が出ると、
「ようやく来ました。」
「皆様、お待ちしておりました。」
そこに2本の白い角を生やして、薄い赤色の尻尾を生やして、黒いローブの白い髪の男と、頭に3本の黒い尖った角を生やして、綺麗なセミショートの銀髪、顔に美しく絵画から出たような風格で、両目の瞳は銀色、左目に泣きぼくろ、傷が1つない白い肌、お尻から黒い尻尾を生やして、高価な桃色のチャイナドレスて、赤いヒールを履いたルクスと同年齢の女の子の手には銀色の扇子を持って待っていた。
「!?」
一瞬で警戒し僕を守るようにリィーンが前に出て剣を抜く姿勢で、イリスはルクスの横から抱きついて警戒して、シュイはレイジ君とレナちゃんとルルお姉ちゃんの前に出て、空間から青い氷の大鎌を出した。
白い髪の男は両手を前に出して、
「警戒しないでください。」
「アナタ方に危害を加えるつもりは、一切ございませんのでご安心してください。」
「ルクス、久しぶりですわね。」
微笑んだ顔で、銀髪の少女は前にでた。
名前がでた途端に一斉に視線がルクスに集まって、
「ルクス…」
「ルクス様?」
「ルクスさん!」
「ガウ[よし、良くやった♪]」
「良くやった♪じゃ…無いですよ!」
「キュー[誰よ?]」
「ルクス君!?」
冷えた目でシュイは見てこっち目線を向けて、リィーンは不思議な顔でちらりと、浮気を疑うような視線でイリスは睨んで笑顔でレイジ君は楽しそうに言うと直ぐにレイジ君に怒ってイリスはツッコミ入れて、不思議な顔でレナちゃんは、驚き顔でルルお姉ちゃんは見てきた。
この子の雰囲気に覚えがあって、
「南の町にいた時にあった、確かシャルロットさんでだったけ?」
「あら♪覚えてくれてのね♪」
「嬉しい♪」
「でも呼び捨てでお願い致しますね♪」
合ってたらしく銀髪のシャルロットは喜んでこっちに近づいて来た。
不思議な顔で僕は、
「なんで、ここに?」
「
ご機嫌なシャルロットはニッコリとした。
「旦那様!?」
「ルクスさん、どういうことですか!」
驚きの顔で僕の横にいた、ジロジロとイリスがジト目で更に追加の油が注がれ怒っていた。
言われて困った顔に僕はなった。
「立ち話もなんですので…こちらへどうぞ。」
向かった先には木製の船があっていくつものロープが結んであった。
近くに何十匹も頭に1本の白い角を生やして、ドラゴンのような顔をした、全身が赤い鱗に覆われた、手と翼がくっついており、赤い尻尾と後足があるはワイバーンだった。
「アレは…赤トカゲ?」
「違いますよ‼アレはワイバーン!!」
無表情で首を傾げてシュイがいうと、直ぐにリィーンは否定して、数匹のワイバーンと目が合って警戒をしたが、何も起こらなかった。
ワイバーンはドラゴンと違いは前足が無く、翼と腕がくっついていている魔物で、本来のワイバーンは知性が低く凶暴な魔物で群れで行動しないし、ありこんなに大人しい性格な筈は無かった。
何人もの若者がよって来て、
「婿殿と合流されましたか。」
「そろそろ…姫様、宰相殿、移動ですか?」
「ああ、頼む。」
よく見ると近くにいた1本角を生やして、お尻から赤色の尻尾を生やし何人も人達→ワイバーンに姿が変わってロープを後に足で掴んだ。
「人が魔物に…まさか、ワイバーン族!」
リィーンはその答えに辿り着いた。
因みにワイバーン族とはワイバーンが進化した人で、人の知識や魔法を身につけた魔族で、ワイバーン族は数が少なく希少であった。
ニッコリしてシャルロットは、
「そうです♪」
「私達は、伯爵級の魔族ワイバーン族です♪」
「因みに姫様は歴代最高位の侯爵級のワイバーン族です。」
白い髪の宰相の男はドヤ顔でくわえが、驚くのモノは…残念ながら誰も居なかった。
理由はイリスは邪神級、リィーンは皇族級、シュイとシャルロットは同じだった。
ルクス、レイジ君、レナちゃん、ルルお姉ちゃんは意味が分からなかった[※後書きに書いときます]。
木製の船に中に入って、机に会議室みたいなところで、椅子に座ると、イリス、ルクス、リィーン、シュイ、ルルお姉ちゃん、ルクスの近くでレイジ君とレナちゃんは机の上に座った。
「さて、経緯をそちらから教えてもらいえます?」
シャルロットは扇子で指されて、これまで経緯を説明してルクス達は話した。
「そうでしたか。」
「では…こちらは」
今度はシャルロット達が記録草で見た事と帝国の裏切りを説明した。
「なるほど、占いで決まったのがルクスさんだったと…」
占いで相手を決める種族は、居るのは聞いてはいたが、イリスはようやく納得して、痛い視線がルクスは開放された。
「私達の一族では占いで、結婚相手を決めるのは、古からの決りなんですよ♪」
「でも本妻は譲らないわ!」
強気の姿勢でイリスは立ち上がった。
「別に本妻はイリスさんで、私は何番でも良いですよ♪」
「え……良いの?」
「良いですよ♪」
間が抜けた言葉でイリスは聞いて、ニッコリとシャルロットはした。
「それよりもルクス君に私達がいても貴女はおこらないの?」
不思議な顔でルルお姉ちゃんは訊いた。
「私達の一族では、多くからモテるのはいい人間の証です♪」
「ルクスがどんだけモテモテになっても何も問題は無いです♪それにそれだけルクスが魅力的な人間である事が証明されて嬉しいですし♪」
「うぐ!」
確かにルクスは良い人間で、お人好しで、興味深く魅力的なのはイリスも認めていた。
ふっと疑問になった僕は、
「シャルロット…流石に大会で僕が使ったアレは、ここに無いよね?」
「フフフ、それがありますよ♪」
「えー、あるの!」
予想外のシャルロットの言葉に思わず机をバーンと叩き驚き顔に僕はなった。
「どうしたのですか!?」
「ルクスさん!?」
ルクスの反応に横に座っていたイリスとリィーンはドキッりした。
「あ、ごめんね。何処にあるの!」
「隣に用意してます」
平謝りに僕は聞いて走り出した。
※※※
※隣の部屋※
ドアを開けると机の上に置かれており、
「ごめんね。今度手入れするからね♪」
この剣は大会の引き分け後に、身内の貴族に取られて行方不明なったモノで、ずーと心の奥そこでは悔やんでしたものだった。
「待たせて、ごめんなさい…」
持ち手が黒い竜を模様した刃先は尻尾の紋様があり、ちょっと曲がった、独特な長剣でルクスが持つと、全体的に竜の色が黒→真っ白く剣はくなった。
「とある女性から貰った唯一の友達の
涙を流して嬉しいそうな顔で僕が持つと、優しい風が吹き[また、会えたね♪]と聞こえた気がした。
※※※
※通路※
ドアの隙間から、シャルロット、イリス、リィーン、シュイ、レイジ君、レナちゃん、ルルお姉ちゃんはコッソリと覗いていた。
初めての見る顔に少し驚きの顔をした者もいた。
「ルクスは、大会で使った自分の相棒だから、大事ですからね。あの剣は使い手を選びますからね。」
「使い手を選ですか?」
イリスは不思議な顔をした。
「説明は明日にして、今日はお休みなられたら、到着は明日の昼です。」
「ところで…内緒の相談があるんですけど?」
ニッコリとシャルロットは微笑みを浮かべて訪ねた。
「内緒の相談?」
皆は…不思議な顔になった。
続く
※※※
※魔族の強さ※
神
下級魔族:ルルお姉ちゃん
魔 物:
※ルクスは抜いてます。
上位に行くほどユニークスキル強い_φ(・_・[レイジ君とレナちゃんはまだ成長中なので、ルルお姉ちゃんは、妄想ではサキュバス……実際は腹黒いちょっとエッチなインプの分類です]
因みにホムンクルスは古の女神からできてるので能力は高いです。
イリスはルクスからマナ[魔力を毎日…絞ってるので…魔力アップ的に邪神級です]
※魔族にはランク[爵位クラス]が有りそれはユニークスキルと魔力の量で決まる。
知能が高くて人と会話が出来るのが魔族
魔力による攻撃、連携が得意です。
知性が低くて人と会話が出来ないが魔物
基本的に単独が多く、群れで行動しても魔力の攻撃が出来ない。
人間のスキル次第ですが、戦力は魔族よりも低いので敵対するよりは友好関係です[冒険者ギルドは人間と魔族が利用してます]。
※※※
時間を作って読んでくださりありがとうございます。
また読んでくださりますと幸いです。
ブクマ&評価してくださると幸いです。
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