993 今回の事象で得た物、失った物

 どんな人間であれ、幸せに成る権利があり。

そして、そうやって自身が幸せを得たら、その幸せを周りにもお裾分け出来る位の気概を持つ事が大事と知らされた眞子。


そんな眞子の気持ちを纏めると……


***


 私は、この日、自分が幸せに成っても良い事を、ちゃんと教えて貰った。

この約1年間、一番悩んでいた負い目を、崇秀は解消する方向に導いてくれた。


しかも……誰も損をしない、一番最良の解決方法で。


だから私は、もぉこの事では悩まない。


自らの手で『倉津真琴』と言う者を『破壊』した卑怯者だけど。

皆さんが、私を色々支えてくれたお陰で『向井眞子』と言う者を『創造』する事が出来たんだから。


もぉ……なにも悩まずに、今まで以上に真っ直ぐに自分と向かい合って、色々お世話になった人には出来る限り以上の恩返しをして行こうと思う。


それが一番、向井眞子と言う人物を有用に使う方法だと認識出来たのだから。


なので、また明日から、もっと頑張ろう。

もっともっと、誰もが求めてくれる様な有用な人間にならなきゃね……


本当に、眞子は頑張ります。


***


 あぁ……後ですね。

これは余談なのですがね。

今日は、そのまま崇秀の家に泊まっちゃいました。


そんで……お母さんと一緒に寝ちゃいました。


ナンだかんだ言ってても、私って、まだまだ甘えたさんなんですね。


ははっ……ダメだなぁ。

言った尻から、早速、お母さんに甘えてるんだもんね。


いや……実は、それだけじゃなくてね。

真琴ちゃん関連で、崇秀にも1つ頼み事までしちゃったんだよね。


ホント、まだまだ人に頼ってばっかりでダメだね。


(;´д`)トホホ……


***


―――次回予告。


 えぇっとですね。

嬉しい事バッカリ有ったまま。

次回からはシーズン10、とうとう学生の本分である勉強『高校受験編』に入ります。


まぁまぁ、こうやって新章に入るのは良いんですがね。

ご存知の通り、私自身は普段から勉強してるんで、高校受験に関しては、なにも問題がないので、今回の覚悟を持って、学校のみんなの勉強を少しでも多く見させて貰い、みなさんが志望校に入学出来る様に頑張って恩返しをしていきたいと思います。


私が、お世話になったのは、なにも真琴ちゃんだけじゃないですからね。

短い期間だとは言え、クラスメイトのみんなも然りなんですよ。


そんな訳で、次回は……


『Two-month and half entrance test war, such as me』

「僕等の2ヵ月半受験戦争」


……っを、お送りしたいと思います。


今日は最後の最後で、お母さんに甘えちゃいましたけど、次回からの眞子は一味違いますよ!!


今日よりも、もっともっと頑張っちゃいますからね!!


ご期待あれ♪


……あぁヤッパ、私への期待は程々にして置いて下さいませ(笑)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【後書き】

最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>

これにて第一章・第五十七話【Real Destory & Create(本と言うの破壊と創造)】はお仕舞に成るのですが如何でしたでしょうか?


最後最期である今回は、かなり短い文章に成ってしまったのですが。

この辺は、眞子の気持ちの纏めと言う事でご勘弁くださいませませ(笑)


さてさて、そんな幸せ一杯な眞子が。

次回からは高校受験へ向かっての話【Two-month and half entrance test war, such as me(僕等の2ヵ月半受験戦争)】始まります♪


そこでは、どんな勉強方法が飛び出すのか?


良かったら、シーズン10【真琴と眞子の受験勉強編(*'ω'*)】にも、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

最後まで奏でられなかった音楽(シーズン9) 殴り書き書店 @nagurigakisyoten

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ