981 私の心配してないで、自分の心配をしなさい

 打ち上げ後、これからどうするか?を話し合った結果『解散』っと言う流れには成ったのだが、何故か奈緒さんの言動で、眞子は家に帰らず、崇秀と行動を共にすると言う流れに……


***


「それじゃあそろそろ行こっか、クラ。……あぁ但し、赤レンガと、楽器屋だけには、絶対に行かないけどね。そこんとこよろしく」

「うぇ!!あぁ……ウッス、そうッスね」


私がそう思ってる間に、奈緒ネェは、真琴ちゃんを引っ張って校門に向って行った。

その間ズッと真琴ちゃんは、私を見ながら心配そうな表情を浮かべ続けていたんだけど、なんだね、これは?


……ってかさぁ真琴ちゃん。

私はね、崇秀になら、なにをされても全然OKなんだから、人の事を心配するより、まずは自分の事を心配した方が良いよ。

奈緒ネェが、完全にさっきの話を逆手にとって『少しはデート先を考える様にしなさい』って言って来ちゃってるし。


……だから寧ろ、私個人としてはソッチの方が心配だよ。


あの定番を封じられて……君は一体、どこに行くつもりなのかね?


***


 ……っとまぁ、なにやら訳の解らない展開のまま。

私は、崇秀に着いて行くしか選択肢が無くなっていましたとさ……チャンチャン。


って、本当になんだね、これは?


***


―――次回予告。


これって……どうなんだろうね?


一体、なにが、どういう流れで、こう言う展開になっちゃったんだろうね。

その上、これから私は、崇秀に何所に連れて行かれる訳?


ホント……なにもかもが良く解んないね。


まぁ、崇秀と一緒に居られるなら、何処にでもついて行くんですけどぉ……



次回……


『Real Destory & Create』

「本当の破壊と創造」


……っを、お送りします。


えっ?

なんで次回のお話で、今回のサブタイトルである『 Destory & Create』に【Real】って言葉が付いてるんだい?

これって現状じゃ、まだ私にとっての破壊と創造は終わってないって事なの?


およよ、もしそうならば、ホント、これから私の身になにが起こるんだろうね?


……謎だ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


【後書き】

最後までお付き合い下さり、誠にありがとうございますです<(_ _)>

これにて第一章・第五十六話【Destory & Create】は、如何でしたでしょうか?


最後の最後で、ちょっと切り処を間違って、かなり短くなっちゃったんですが。

全体的な話で言えば【眞子自身が自らの手で過去の自分を破壊し、今は眞子としてキッチリ生きて行けてる】っと言うのを表現させて頂きました。


まぁ、おっちょこちょいな所は『三つ子の魂百まで』の法則に乗っ取って、元の倉津君を引き継いでしまっては居るのですが、生活していく上では、もぉ完全に眞子と言う一個人に成ってしまっているみたいですね。


さてさて、そんな中。

次回からは第一章・第五十七話【Real Destory & Create】

この【Real】の意味は、なにをさし示しての言葉なのでしょうか?


次回からは、その辺を究明していきたいと思いますので。

良かったら、また遊びに来て下さいねぇ~~~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

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