譙縱2 朱齢石迫る
406 年、
413 年、劉裕は
はじめ譙縱討伐の軍容が明らかになったとき、だれもが任務の達成は難しいと思っていた。朱齢石がこのとき実績も名声もなかったためである。劉裕はそうした人々の意見を退け抜擢、江陵に引き連れていた自軍の半数を朱齢石に与えた。臧熹は劉裕の妻の
毛璩既死,縱以從弟洪為益州刺史,明子為鎮東將軍、巴州刺史,率其眾五千人屯白帝,自稱成都王。明年,遣使稱籓于姚興,將順流東寇,以討車騎將軍劉裕為名,乞師于姚興,且請桓謙為助,興遣之。
九年,劉裕以西陽太守硃齡石為益州刺史,甯朔將軍臧喜、下邳太守劉鐘,蘭陵太守蒯恩等率眾二萬,自江陵討縱。初謀元率,僉難其人,齡石資名素淺,裕違眾拔之,授以麾下之半。藏喜,裕妻弟也,位出其右,又隸焉。齡石次於白帝,縱遣譙道福重兵守涪。
(晋書100-13)
ンッンー。譙縱伝ひどいね♪ なんだこれ、盛大に晋書宋書で補填しなきゃ何もわからんですよ。
まずは晋書毛璩伝。あーん璩サマが死んだー!
https://kakuyomu.jp/works/16817139559045607356/episodes/16817330659356976672
次が宋書毛修之伝。なんでやねん。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891500185/episodes/1177354054892475384
ここにしか毛璩死亡後の初動が載ってないとか何の地獄ですか。なおぐだぐだに成り果てて失敗したもよう。
そして宋書劉敬宣伝。飛びすぎです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891500185/episodes/1177354054892070940
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891500185/episodes/1177354054892088132
劉裕が立てた戦略の失敗ってここだけじゃないかなあ。本当はもうちょいあったんだとは思うんですが、史書上ではここしか確認できません。なかなかレアなお話です。
そのあとが宋書朱齢石伝。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891500185/episodes/1177354054892307933
五斗米道のお片付けぶりに劉裕が手腕を見出した、と言うことなのでしょうね。伐蜀については結構稿を割いて紹介してくれています。と言うのも劉裕が軍務でほぼ完全に下駄を預けきった(まぁ戦略指示とか劉鍾と言う,おそらく劉裕が最も信頼していたであろう監軍をつけた上でですが)戦ってここだけなので、こちらもなかなかにレアケース。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891500185/episodes/1177354054892356355
こうやってフォローしないといまいち意味を見出しづらいのはなかなかに、こう。まあこの辺は、「もう既に出ている宋書にてフォローされているし屋下屋を架けても仕方ない」だったのかも知れませんね。
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