第十五章 太陽の話


何故、太陽が必要なのか?


森林(植物)は、太陽の光を浴び、酸素を作り出し、二酸化炭素を吸収する。


地球上のあらゆる生物にとって、太陽は生きるエネルギーになっている。


つまりは、太陽が無ければ、植物は育たず、植物が育たなければ、酸素も無くなる。


酸素が無くなれば、どうなるか?


まぁ、ほとんどの生物は、死ぬであろう。


例えば、長い雨の日が続く。


それだけで、気分が滅入り、元気が無くなる。


カンカン照りの夏には、疎ましく思う太陽も、やはり、我々にとっては、欠かせないものである。


だが、その太陽が今、ジワジワと地球に近付き、地球温暖化なんて騒がれて、どうすりゃいいんだい!?てな事になっている。


人間関係も太陽も、遠からず近からずの、程よい距離の関係がよろしいようだ。


人間関係も深入りすれば命取り、太陽も近付き過ぎれば命取りなのだ。


怖いのは、何も心霊だけではない。


我々は、常に、何かに怯え、生きていかなければいけないのだ。




人間関係も太陽も、必要だが近付き過ぎると死ぬ……らしい話。






ー第十五章 太陽の話【完】ー



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