劇画チックな文体と疾走感

投稿分の冒頭部分を拝読させて頂きました。

絵巻物の口上のような独特な語彙や言い回しがクセになります。

それが冒頭の疾走感のある展開と相まって、
小説でありながら、戯曲のような雰囲気も
かねそなえた作品だという印象を受けました。

内容自体もよくある転生モノの冒頭かと思いきや、
本来であれば物語の背景でしかないような部分に
突然フォーカスがあたり……。

初めて読む方は
「…へ?」
と後ろから突然殴られたような気持になるかもしれません。
今後の展開が非常に気になる作品です。