第13話妊活隊の記録①

~エルが当時5歳の時のとある村での一幕~


妊活隊の軌跡①




「今日は王都から派遣された妊活隊の方々が来られる。妊娠を希望する者はおるか?」


「はい」

「領主様、私も私も!」

「はいは~い!」

「当然です!」

「前回授かれなかったので私もお願いします」


「ふむ…本日は5名…か?やけに少なくないか?」


「あ~」

「それは…」

「だってねぇ~?」


「何じゃ?わしにはさっぱり分からんのじゃが…誰か説明せぇ~」


「領主様、それはですね」


「我が国に男性が2人も生まれたからだと思われます」


「あ~ 今話題の…アルタイル公爵家のエル様とデネブ公爵家のランス様の事か?」


「そうですそうです♪」


「お二人共凄い美形らしいじゃないですか!」


「エル様に至ってはその知識も最早5歳児に留まらないと…」


「聞いた聞いた!」

「私もそれ知ってる」

「流行りの味噌もあのつい口ずさむ味噌の歌もいいよねぇ~」

「分かるぅ~」

「ま◯こめま◯こめぇ~♪ ま◯こ~め―」

「「「「「「味噌っ♪」」」」」」


「まったく。確かにその歌は良いが、みんなしてハモるんじゃないわい。それでさっきの話に戻るんじゃが、妊娠を望む者が少ないんじゃ?」


「それは勿論お二方のどちらかの子種で妊娠したいからだと思いますよ?」


「そうなのか!?」


「「「「「はい」」」」」


「いや、かと言って…」


「それに妊活隊の方も…その…」


「妊活隊がどうしたのじゃ?」


「あんまり大きな声では言えませんが…お年で…あそこのも悪く、人数も…その」


「あ~ そうじゃったの…王都からも無理させぬ様にと御達しがあったの…。本日の妊活隊は何名編成じゃったか?」


「5名ですわ」


「なら…人数的にもちょうど一対一のマンツーマンでちょうどいい…か」


「ですね」


 そんな事を話していると、歌が聞こえてくる。妊活隊が来た事を知らせる歌だ。余談だが歌は妊活隊が歌っている。行進曲みたいなものだな。以上が妊活隊豆知識。



「妊活た~いが 来ぃ~たぞ♪」


「「「「妊活た~いが 来~ぃたぞっ♪♪♪♪」」」」


「こいつはどエロいシチュエーション♪」


「「「「こいつはドエロイシチュエーション♪♪♪♪」」」」


「「「「「ハメて出すぞっ!ハメて出すぞっ!ハメて出すぞっ!ハメて出すぞっ!」」」」」


「小さな子供達には内緒だぞっ♪」


「「「「小さな子供達には内緒だぞっ♪♪♪♪」」」」


「妊活た~いが 来ぃ~たぞっ♪」



「では先程申し出た5名は宿に準備してある各部屋へ行って、子作りをゆっくりと済ませてくれ」


「「「「「はい」」」」」


 


「それにしてもエル様、ランス様か。願わくばどちらかでも精力がお強ければのぅ~」




 これが妊活隊のお仕事であった…。






*****

いつもお読み頂きありがとうございます!

他サイト様でもこの作品がファンタジー部門ベスト10に入りました。ここに詳しく書いたら駄目だと思われますので近況ノートを見て頂ければと思います。まだ療養中ではありますが皆さんから元気を貰い、本当にありがとうございます✨これからも宜しくお願いします!美鈴でした!



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