第36話 『起きられないよ』
1
昼休み開け一番に『国語』の授業があるが、たいへんに怖い先生で、遅刻なんかしたらどうなるかわからない。
しかし、仕事が忙しくて(?)、昼御飯を食べていない。
パンでも買おうとまちに飛び出したが、田舎町のこととて、コンビニもないし、やはり、間に合いそうもないから、そのまま教室に飛び込んだとたんに授業が始まる。
先生は、どんどんと、生徒をあててゆく。
しかし、ぼくは、明らかに仰向けに寝てしまっていて(そりゃ、そうだろ。)、起き上がれなくなっていた。
まずい、起こしてください。背中を持ち上げてください。引っ張りあげてください。
なかなか、起き上がれません。
必死にもがいて、やっとこさ、起き上がったとたんに、お手洗いにと、階段を駆け降りたのです。
2
やれやれと、ふとんに帰って、しかし、すぐに次の夢。
なにか、音楽関係の国際的なコンベンションか、研究会に参加していました。
まてまて、場違いだろ。
うしろには、知り合いの天才少女がいる。(そんなのいない。やましんのおはなしの中の、ヘレナさんだと思いますが。)
ばりばり、英語で発言している。
すごいなあ。こんな場所に参加できて嬉しいけど、ぼくは、またまた、仰向けに倒れてしまった。
で、おなじことを繰り返したのである。
🙍🙍🙍🙍🙍🙍🙍🙍
基本的には、お手洗いの問題であります。
しかし、ものすごく、疲れたよ。
困ったものです。
🚹️
『今日のゆめ』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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