第18話

“魔法連射獲得”

イトワ「ルーねぇ・・・魔法に関してだけだとかなりやばくない・・・?」

ルーブ「そう?魔法特化だからこれくらいなってもらわないと」

イトワ「そんなもんかなぁ・・・」

落ちてる魔石を拾い、レンドたちの戦いを見て走り出した。

_ロイエ&クロエ&レンドVSコボルト_

ロイエ「ひ弱なコボルトよりめっちゃ早いよ!」

クロエ「回避・見切りなかったらどうなってたんだろう?」

と2人で会話しながら避け続けるのをレンドは見ていた。

レンド(あれは早速弟妹が人間をやめた気がする。2本の槍をよく避けられるなぁ)

ロイエ「熟練度もだいぶ上がってきたね。そろそろ戦おうか」

クロエ「そうだね、レンにいに任せて距離をとって左右から行こうか!私左からね!」

ロイエ「OK、じゃあ僕は右からね。レンド兄さんタゲよろしくね!」

レンド「マジかぁ…とりあえずやってみるか…」

クロエとロイエが仕掛ける。

クロエが短刀を投げ、ロイエが矢を射るがコボルトはそれを打ち落とす。

ロイエ「マジで!?横に目ついてるの?」

クロエも目を疑う。

レンドにターゲットが移っているとはいえ、さすがコボルトだなとクロエは思う。

レンドは向かってくる槍をパリィしていく。

レンド「この速さを捌くのなかなか難しくないか?」

コボルトの攻勢は緩まない。レンドに怒涛の槍の雨が襲いかかる。

レンド『いい加減にしろっ!』

何度したかわからないパリィを決めて声を荒げた。

そうするとコボルトの動きが止まったように見えた。

ロイエとクロエの攻撃がヒットする。それで蹌踉めくコボルトの片手の槍を叩き落として槍をクロエの方向に蹴り距離をとる。クロエがその槍を拾いフラつくコボルトへ槍を投げる。もう片方への腕に刺さって槍を落とした。

ロイエ槍を構えていてわかっていたかのように落ちている槍を持って距離を詰める。

“二刀流獲得”

ロイエ「やっぱり二刀流ができた。戦闘系のスキルが取れやすいんだな」

そしてコボルトの足を槍で薙ぐとコボルトが前に倒れる。

ロイエ『イト!』

声に呼応するようにイトワが通ってきていた。

イトワ「ロイにい、ありがと!」胸の前で笛を握り、祈る。

(テイム)そう囁くとコボルトの体が光り始める。それは少し経つと収まる。

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