第11話 指輪

「お父さん! お金頂戴!」


 はぁ~~


 デジャヴ~


「今度はいくらだ? 3万? 4万? もしかして6万とか言わねぇよな!?」


「………………ざっと……………50万くらい?」


 う~ん。それは、ちと厳しすぎやしねぇか?


「さすがに冗談……だよな? え、ちょっと待てよ。デートとかで3~4万使うのは分かる。いや、十分高いけどな? 50万って…はぁ!? いったい何に使うんだ?」


「その~……結婚するには指輪とかがね? 必要じゃん? だから……」


「なるほど。よし! 渡そう。」


 結婚のためなら仕方ない。


 そういえば俺らのときはどうだったけ……親が出してくれてたっけ。


~あとがき的なもの~

 どうもおはこんばんにちは相対音感です。

 今回は今までにないほど短いですね、ごめんなさい。眠すぎたんです。

 それじゃあ、さようなら。

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