中休み編、愛佳の愛猫ごまちゃんとパンツ騒動

ある日の休日愛佳の家


詩織

お邪魔しま〜す。


詩織が来て家に上がって愛佳の部屋へ行く途中の階段に寝そべっている猫に対して

詩織、ウケるんですけど(笑う)

なにこのたぬき猫?

デブいし、ふんぞり返ってるし、どう見てもタヌ猫だね!


そして詩織が邪魔だと言って、

どけっ!しーしーと追い払うが

知らん顔のタヌ猫くん

詩織が抱え込んだら

デレ〜として動かないままで

詩織はうぅぅ〜

なんつー重たさ!

良くまーこんなに肥えて

タヌ猫よ!

ダイエットせい!


愛佳が部屋から出て来て、

しーちゃん辞めてよって!言いながら

ごまを奪い取った瞬間、

うう、重い〜ぃ〜


ごま(タヌ猫)

ぼてっと落とす。

くるりんぱっと華麗な身のこなしを

して着地する。


それを見ていた詩織

なーんだ、やるじゃんたぬ猫くんはさ

やれば出来るたぬき、


愛佳

やればできる子見たいに言わないでよ、

流石、ごまちゃん

凄い。


愛佳が部屋ドア開けると

異常の速さで部屋へ乱入ふるごまちゃんは行きなり愛佳のベッドの上でで体をクルクル擦りつけて、マーキングすると今度は片足上げて毛繕い(ぺろぺろ)


愛佳

ダメダメって追い払うと

布団の中に潜り込むとなんと


春菜がうぎゃーと叫び声!

(詩織が来る前に既に遊びに来ていた。)

ななにこのデブ猫はっ!


詩織

何ではるちゃん居るの?


愛佳

少し前に遊びに来たの


春菜

いいじゃないですか?

居たら悪んですか?

せっかくまなみんのお布団の中で

クンクンしてたのに!

邪魔しないで下さい!


愛佳

はるちゃん

クンクンしないでっ!


詩織

やっぱ、変態だね。


ごま

追い出されごまちゃんは部屋を出て階段へ行くと?


聡美

うぎゃー

まな!デブたぬきが居るよ!

ヤバいよ!


(聡美は慌て愛佳の部屋に入ると同時に

春菜がベッドで猫と同じ仕草でコロコロ

しているところに聡美に見られる。)


何者?この野良猫は?


春菜

ちぇっ!(舌打ちする)

野良猫?ふん!

野良猫なんかじゃないし!

まなみんに愛されてる

猫だにゃん


聡美

何が猫だにゃんだ

早く布団からでなさいよ!


春菜

やです〜ぅ!


聡美

引っばり出す!


春菜

辞めて下さい!

この乱暴者!


詩織

おー猫ちゃんになってるし

ほら、猫ちゃん用の猫じゃらしちゅよー


遊ぶ詩織


春菜は猫じゃらしを奪い取り

ぺしぺしっと聡美に反撃する!


聡美

やったな!

こいつはもうただで置かない!


春菜

愛佳の猫好きのを知ってる春菜は

猫真似する。

シャーシャーと威嚇(いかく)


聡美

保健所へ連絡して引き渡すわよ、


春菜

むむむむ!そんなことしたら

まなみんが黙ってないからね!


聡美

煩い野良猫!

早くど来なさい!


愛佳

もーいい加減に辞めて!

私のベッドがぐちゃぐちゃになってるよ!


詩織

おー始まったね。


聡美

あんた!何を握ってるの?

(春菜の手の中には?)


春菜

ななんでもないよ。


聡美

なんでもあるの!

見せなさい!


詩織

それってパンツじゃん!

何でま〜そんなの持っているの?


春菜

パンツじゃないもんね〜

ハンカチだもんね〜


聡美

パンツじゃないもんね〜

ハンカチだもんね〜じゃないでしょっ!

明らかにパンツでしょう、、、


詩織

どう見てもパンツだね。


聡美

どさくさに紛れ!まなの脱ぎ捨てあったパンツを盗んだんでしょう!


春菜

盗む?

拾っただけだもん、

それにパンツじゃなくてハンカチだもんね〜、


聡美

嘘つけ、この変態化け猫!


春菜

酷い!

ばば化け猫なんかじゃないし

まなみんの可愛い飼い猫だもんね〜、


愛佳

あっ!それは夕べ

お風呂から出た時に間違えて

その日履いてたパンツをまた

履いて来ちゃって部屋に戻ってから履き直したパンツ!

はるちゃんそれ返して!


詩織

えっ!まなっちは何してんねん?


春菜

だから〜洗濯物へ持って行こうと思ったの


聡美

ほら認めた、

嘘付き、この変態泥棒猫!

成敗せいばいしてやる!


春菜

化け猫、泥棒猫じゃない!

シャーシャー!


聡美

お前のパンツじゃないだろー!


愛佳

それ、ダメ!

はるちゃん、汚れてるから 早く返し!


詩織

隙を見て春菜から奪い取る、

どれどれ、


春菜

あっ!わたしのパンツ返してよ!


愛佳

それに何ではるちゃんのパンツになってるの?

しーちゃん辞めて!広げないでよ、


詩織

どーれ、

(パンツをひろげ)

あっ!ほんとだ

それにしても

エロいな〜このパンツ?

透け透けじゃん、、、

まなっちはこんなの履いてるだ?

それに?この凄いシミは?


愛佳

(赤面顔して)

もう、返して!

そんな事

いちいち言わないの!

しーのバカ!


春菜

隙あり!

また、詩織から奪い取る


じーとパンツ見る春菜

匂いをクンクン


甘酸っぱ香りする。

やっぱり

わたしわたしの事を思い


もう〜まなみんはやだな〜

一人でするならわたしわたしが

いるでしょう。


もう、どんな風にしたの?

教えて〜

(見る見るうちに妄想モードに突入する春菜)

もう我慢できなくなっちゃう、

まなみ〜〜ん♡


愛佳

信じられない、

そんなことしない!


それは!


聡美、詩織、春奈

それは?


愛佳

それはね?


聡美、詩織、春奈

それはね?


愛佳

お茶をこぼしたの!


聡美、詩織、春奈

お茶ね〜?


詩織

信じられるかっつーの?

イマイチなオチだな?

もっと精進せい、


愛佳

わたし漫才師じゃないし!


聡美

それは置いといて、

ま〜本人がそう言ってるからね、


春菜

もう〜

まなみんってば〜ぁ

こんなに濡らして♡♡♡

顔に似合わず、激しいんだから♡♡♡♡


愛佳

もう〜

知らない!



聡美

やっぱりね、年相応の女の子だもんね、

そこは深入りしないし

私だって、


春菜

聡美さん、、、やめてください!

けがらわしい、、、


聡美

泥棒猫に言われたくないわ、!


詩織

まーなんつーか

ムラムラの生理現象だから

逆らえないしね、


春菜

わたしわたしはこの香り好き!

だから、気にしないで!


愛佳

そんなの匂い嗅がないでよ!


詩織

わ〜、ひくわー


聡美

ムラムラはね仕方ないしね、


春菜

まなみん

今度、見せっ子しながら

しよう?


聡美

ばばばっかじゃない!

変態化け猫!泥棒猫!


春菜

バカじゃないし、

化け猫でもないし、

泥棒猫でもない、

愛し合ってこそ

どんなプレーでも

わたしわたしは受け入れますっぅ〜♡


詩織

やっぱ、可笑しいわ、

はるちゃんは?


春菜

可笑しくなんかないし!

わたしわたしは至って正常ですっ!


聡美

そんな事を妄想する事態

変態化け猫、泥棒猫っつーの、


春菜

ふん!外野は黙ってて下さい、、、

お互い愛し合ってればこそ

♡♡♡♡するのは当然ですっ!

見せ合いして興奮して〜

その後は激しいく

まなみん〜と深い愛を確かめあって、

果てるまでするの♡


愛佳

そそそんな事は

しません!


詩織

ほって置けば、

ほーら自分の世界に飛んでるしね。


聡美

化け猫の妄想モードになってるかじゃないし

そんな妄想するのは辞めなさいって、


愛佳

いいからはるちゃんパンツ返して!


春菜

もう仕方ないなまなみんたら〜♡

(しぶしぶ返す)


愛佳

もうこう言うのなしね、

パンツ1枚でこんなに騒ぐのって

ありえないし


詩織、聡美、春奈

いやいやいや

あんたが一番悪いんでしょう!


ごま

(愛佳が持ってたパンツを飛び付き

咥えて逃げるごま)


愛佳

ごまちゃん返して!

ダメ〜!


春菜

あのパンツはまなみんの魔性のフェロモン

の香りだもん♡


詩織

ま〜言えてるね。


聡美

何が魔性のフェロモンだ!

何か疲れた!


愛佳

わたしのパンツが、、、


この後ごまちゃんは

愛佳のパンツのシミに異常興奮して

のたうち回るのでした。


おわり

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