ターゲットの女性への誘いのかけ方の巧妙さに驚く

 第三者委員会が認定した中居氏の『性暴力』ですが、そこに至るまでのやり取りも強い嫌悪感を持ちました。


 まず当日、複数人での食事をにおわせ、女性に時間が空いている言質を取らせ断りにくい状況を作った後で、人が集まらないという、ペテンにかけているようです。


 お店においても探している風を装いながら実は探してなかった、最初からホテルに連れ込むつもりだったんでしょうと疑わざるを得ません、下種すぎます。


 そして、断りにくいと女性が思うベースには、上役の仕事に影響する発言。


 この問題に限ったことではないけど、これをもって『行った女性も悪い』などと被害者の方を非難する中傷連中ってなんなのでしょう?


 なぜ上司に相談しなかったなどと世迷いごとを公共の電波を使って主張した弁護士タレントもいましたね。相談なんかできるわけがないということは、他のアナウンサー経験者やほかの弁護士が反論してくれていましたが、もし、何らかの形で断ることができて彼女がその時は難を逃れることができても、中居&社員Bはさらなる別の手で彼女を追いつめたのではないでしょうか?


 断ったなら仕事の件をにおわせて圧力。あるいは懐柔策として実際複数人での食事の場を設けながら、こっそり他の人間は退出してだまし討ちのように二人きりにされる、などなど。実際そういう状況でのセクハラ案件も公表されてましたしね。


 中居&社員Bのメールのやり取りを見ていると,こういうことをしているのは初めてではない印象を強く受けたし、ターゲットとなった女性をあの手この手で、相手の意思を無視してでも性的関係を結ぶまであきらめないであろうことが簡単に予想できました。


 それでも断らない方が悪い?

 夢をもって入社した社員が仕事をあきらめることがセットになっている状況でですか?



 

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