目当ての方法(ツールやプログラム)への効率的な辿り着きかた 

目当ての方法(ツールやプログラム)への効率的な辿り着きかた (1)


さて。早速ですがあなたが突然

絵が上手くなりたくなったとしたらどうします?


練習するなら、紙よりアプリの方が良いですよね。

パスツールとかもありますし、やり直しとかも効きますし。


アプリを使うなら、ショートカットが使えたほうが

効率よくて良いですよね。

でも、使いたいお絵かきアプリでショートカットが使えない。

そういうことってあると思うんですよ。


代えがきくなら他のお絵かきアプリ探すのも

手じゃあるんですが、しかし、どうしてもこの機能が使いたい。

でも、だからってこのまま不便なものを使い続けて

手間がかさむのは嫌。そういうことって

あると思うんですよね。往々にして。


では、どうすりゃいいのかというと、

作れるものなら作っちゃうほうが良いですよね。

じゃあ、自分で1からプログラム組むかっていうと

そんなのやってられないんで、すでに誰かが作ったシステム

つまりやアプリやソフトを使ったほうが早いですよね。


ここまでは簡単です。で、ここからが本題。

そのアプリやソフト、どうやって見つけます?




「(お絵描きアプリの名前) ショートカット」と検索しても

まあ見つからないでしょうから、まずは

ショートカット、つまりはスマホやpcの

自動操作に目を向ける必要があるわけです。

最初から完成しているもの(特定のアプリのショートカット)

なんて、そんなニッチなもの見つかるわけがないのです。

目的はお絵かきアプリ、つまりはスマホ(PC)の自動化であり、

つまりは入力(タップや文字列発行)の自動化なわけです。


さて、ということで、自動化アプリを見つけたら

次はそのアプリに自分がしたいこと(タップならタップ、設定変更なら設定変更)を

含めて検索かけて、それ(やりたいこと)がそのアプリで

できるかどうかを調べます。

できるようなら、アプリで実際にそのタスクについて調べ、

片っ端からアプリ内の分からない語句を調べていきます。


ここまでの流れを纏めましょう。

お絵描きのショートカットがしたい

→スマホ(PC)操作を自動化する必要がある

→タップorクリックを自動化する必要がある

→touchtask(tasker)かmacrodroid

(pcならautohotkeyやkeytokey)に行き着く

→macrodroidでタッチ操作(アクション)を使い

内部で明示されている動作の種類、項目名などを片っ端から

「macrodroid 〇〇~」と検索し

記載がないようなら 「Android 〇〇~」と検索して

「〇〇」が何であるかを学ぶ。


はい。ここまでちゃんとやれた方であれば

「textid」ってなんだ?と疑問が湧きましたよね。

で、調べるとスマホの画面表示というのは

各ボタンにtextidが振られているとわかります。

だったら、その「textid」が何か分かれば

直にそれをタップ(クリック)指定できるはずだ、

ということで更に検索をかけ、

touchtaskや「画面の表示を読む」に行き着くわけですよ。


(あ、ショートカットの手法はこちらで解説してます

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16817330667193119791



さて、ということで例題終了です。

つまり、調べ方というのにもある程度

効率というものがありまして


①「自分が何がしたいか」を突き止め


②それを満たす条件・手段を逆算し


➂その条件・手段を叶えられそうなモノで

どれが一番簡単か、もしくはできることが多いかをざっくり比較し


❹可能性がありそうならそのアプリの内部を覗き

「その動作に含まれる、自分が分からない単語」と

調べていく方が早いわけです。


1,2,3,までは割と誰でもできるんですが

❹から途端に難度が跳ね上がります。

Android developerとか

Javaとかそーゆー細かいサイト

見たくないというのは死ぬほど分かりますが


基本、プログラムでつまずくのは

「エラーが出る」よりも「そもそも知らない」

つまり、握ってる道具(アプリ)でできることを

完全に把握できてないことが多いのです。


その単語が何を示すものであるか

知っていれば自ずと可能性が増えますし

そうすれば結果としてアプローチ方法も増えます。

一番勿体無いのは素人がプログラムの見栄えとか

エラーの対処に躍起になったりして、

小難しいタスクに拘り、時間を浪費することでして。


うまく行かないなら他のタスク、もしくは

他のアプリ使えばいいんですよ。

正確に、素早く動いてくれるなら

毎回「if」→「ifend」を繰り返して

アホみたいに長い短文繰り返していいんです。


たとえばこちらのluamacros。

こんなにダラダラしたプログラムなのに

ちゃんとキー変換はできるんですよ。

物理キー叩いて、pcに反映、

これが遅延なくできちゃう。

こんなに判別繰り返させてるのに、です。

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16818023212916406601


要するにですね。拘っちゃダメなんじゃないですかね。

あくまで達成されるべきは目的であって、

「拘る必要がないのであれば」

その過程()はどうでもいいんじゃないでしょうか。


どうせ人間の反応速度なんて、50ms程度のものですから、

連射する必要でもなければ

49msはプログラムに使わせても良いわけですよ。


そのためにスマホもpcもスペック上がってるんです。

処理できるなら処理させて良いじゃないですか。

昔の10倍スペックあるなら、10倍負荷かけて良いんですよ。

なにも壊れるわけじゃないので。


プログラムにおいて、細部に神は宿らない。

傍から見て簡単で、問題なく動けばそれで100点満点。

…最近分かったことじゃありますが、もしかしたらこれ

プログラムだけじゃないのかもしれませんね…


こほん。といっても当然、自分で探すにも限度がありますから

次は「目当てのタスクの探し方」を話しますね。

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