オマケ Pixels(画面表示範囲縮小によるスペック向上)

※要注意※ Pixels(スマホのスペック・バッテリー強制向上)


さて、今回はPixels。

画面表示範囲を強制的に

変更できるアプリですね。


これでなにができるかというと

はい。そうです。

表示領域を削るわけですから

バッテリーの持ちやスペックを

跳ね上げる事ができるんですね。


スマホの電池持ちが悪い

どうしてもスペックを上げたい

…という方にとって垂涎とも言える

技術ですが、しかし当然、

画面表示の範囲をいじるわけですから

画面がバグる場合があります。


なので、試される方は必ず

「xiaomi以外の」

「リセットしてもいい端末で」


やってみてくださいね。

なにかあっても僕は

責任取れませんので。




さて、それでは手順を説明しますね。


①USBデバッグを有効にして、

adbを通します。

(初めての方はPCからの有線デバッグしましょう)

(詳しいことは前の項目を参照ください)


②ダイソーとかでUSB→USBtypeC

(もしくはB)変換のコネクタと、

有線マウスを買ってきます。

(有線接続じゃないと詰みます)


③開発者オプションの設定から

「ポインターの表示」を

オンにしておきます。

ついでに手元にBluetoothマウスがあるなら

スマホと接続しておきましょう。


④解像度変更アプリを用意します。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tribalfs.pixels


この時点で、以下の3つのADBを紙か

もしくは操作端末以外のスマホに

控えておいてください。

「adb shell wm size reset」

「adb shell wm density reset」

「am force-stop com.tribalfs.pixels」



⑤画面のロックがパターンになってるときは

Pinコードに変更します。

あと、指紋や顔認証が登録できる場合は

登録しておきましょう。

(なお、このとき使用する文字は

「2222」とかだと好ましいです)


⑥さて、いよいよ画面設定です。

まずはadbで許可コマンド

「adb shell pm grant com.tribalfs.pixels android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS」を入力し、

(この際、有線USBデバッグでADB発行を行ってください

無線ワイヤレスデバッグ

→TCPIP 5555→taskerから発行しちゃダメです)


⑦端末設定のアプリ詳細から

pixelsを強制停止します。

(停止しないとadb許可をアプリが

認識しないため)


⑧画面の表示領域を弄ります。

ちゃんと操作が出来るかは

「プレビュー」で一度確認してください。

ポインタオンならどこがタップされてるか

分かるようになってるはずです。


もし間違った解像度を適用してしまったら

左上の設定から解像度のリセットを。


…で、カスタム設定から画面の表示領域を

弄る時の注意ですが、このとき「必ず」

以下の4つを徹底してください。


☆アスペクト比の自動計算はオフにする

(注意表示が出ますが、むしろオンのままの方が怖い)


☆縦か横、どちらか一方しか弄らないこと。

(デフォルトが縦2340×横1080なら

縦1440×横1080といったふうに)


・デフォルトの数値より大きくしないこと。

(意味ないし単にバグるだけ)


・変更する際には縦×横の数字は

極端にも細かい数字にもしないこと。


(弄ってもデフォルトの5~7割位)

(120とか160とかの倍数で、最低でも720以上)

(初めは9割程度から始めて、徐々に減らすこと)


以上です。で、今からこれらを全部守らず

最悪のパターンを引きまくったら

どうなるかをお教えします。



ということで、xiaomiのxiaomi 11t lite 5gで

無線ワイヤレスデバッグします。

もちろん、有線マウスも買ってなければ

ポインタも未設定、画面ロックもパターンのままです。


で、taskerからadbを通しまして

カスタム設定でアスペクト比を弄ります。

なんか訳わかんないし

数字小さい方がスペック上がりそうだからってことで

720×324とかにしちゃいます。


…ハイ、積みです。端末リセットほぼ確定です。


何がまずいか、順を追って説明しますね。


①xiaomi端末は一部のadbが

デバッグ有効でも通らない


②無線ワイヤレスデバッグでやってるので

PCからのデバッグが有効になってない

(つまり、外部からのADB発行不可)


③画面のアスペクト比が無茶苦茶(さらに小さい)なので

そもそもロック解除の画面表示が見えない。

(だから、Pinコードだと1番中央・上段に来る

「2」連打で設定しておく必要があったんですね)


④画面設定がデフォルトと大きく異なってるので

実際のタップ位置と画面内のタップがズレまくる。

しかもポインタをオンにしてないから

自分がどこをタッチしてるのか分からない。

(最悪、マウス挿せば表示されて

入力出来るようになりますが

(画面表示領域と実際のシステム領域は違うため

マウスだとタップ操作外の画面領域まで

アクセスできる)

(とはいえ、元のアスペクト比がめちゃくちゃだとどうなるか…)


…とまあ、このように大惨事が確定するので

皆様ちゃんと手順に沿ってやりましょうね。


技術は力であり、力とは責任です。

大いなる力には、大いなる責任が伴うのですよ。

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