神に粘って「家」を貰うそして転移したら最初の嫁が付いてきた

第38話 エレメハスに名前を付ける

「風香何故此処に、背後の方達は誰だ？」

「後ろは関係ない、反省しろ電気」

エレメハスは間一髪逃げ、俺は気絶する。

手の感覚は土だな、ただ頭の下には柔らかい物がある。

「ふーん貴女があの時の赤い点の人なんだ」

「はじめまして女の使徒様、男の使徒様に女にしてもらったエレメハスです、今はこの様な格好になっています」

「へー女にしてもらったの、私がいない好きに、泥棒猫！」

「イエ私はエレメハス、高位妖精です」

「えぇ、エレメハスなの」

「じゃあ、すごく幸運じゃあない貴方達」

「「「凄いわね」」」

「私のいない内に旦那様とした奴を泥棒猫と言うのよ、大体どこから現れたのよ、赤い点のクセにさ」

「まあまあ風香ちゃん冷静になって話を聞こうよ！　エレメハスがいる家は、幸運の塊なんだから」

「旦那様に触られてどうだったのよ！」

「変な感じでしたね、何か安心感と幸せ感がありましたよ」

（くそ〜私と同じ感覚、覚えてろよ旦那様）

「それで昨日は敵なのにどうしてこの中に入れたの」

「はい旦那様が「まだ貴方の旦那じゃないわよ私のだからね」

「え〜と使徒様と解って誓いを立てたら入れました」

「誓いて！」

「身も心も捧げる事です」

（ムムムどうしてくれ様この旦那様、起きたらムムム）

（起きられんぞ、まだ気絶しておこう）

「あのーどうしたらいいですか」

「だって貴女此処のエレメハスなんでしょう、外には出られないのよね？」

「イエ、旦那様に「まだ貴女にあげてない」なら何と呼べば？」

「そうね、その格好だからご主人様ね、この変態が喜ぶはずよ、その格好なら！」

「ご主人様に女にされたので、人間の体にされました、外に出られます、ただ家の中の方が能力は発揮出来ます」

「凄いわよね精霊とやるなんてね」

「そうそう、だって体をすり抜けるのよ、どうやったか私にもしてほしいは」

「周りうるさい！　仕方ないわね、名前は何ていうの」

「名前、エレメハスです」

「それは種族よ、高位妖精さん」

「そうね、人族とか魔族とか獣人とかね」

「それじゃ、ホラ名前を付けてあげなさいよ変態さん、起きているんでしょう、それとも電撃の方をあげて2、3日寝てる」

俺は飛び起きて、風香を抱きしめる。

「風香、俺はまだ何もしていないぞ、信用してくれ」

「それは無理よ旦那さん、貴方の行為はみんなが見ていたわよ」

「何を言うんだサブマス、俺は何もしていないぞ！」

「良いから彼女の名前よ、エレメハスだと呼びずらいし、変なのに攫われたら困るから名前で呼んであげるのよ」

「エレメハス、………よし縮めてエレスだ今日からエレスにするそして仲間になるんだ」

エレメハスの体がまた光で包まれ20歳ぐらいのナイスボディになる。

「なんで胸が私よりあるの、旦那様の願望なの、小さいと駄目なの」

「風香辞めろよ、みんな聞いてるぞ」

何人かが俺の方に剣や杖をかまえている。

「代表で私が1発殴っておく」冒険者ギルドのサブマス。

「フフフ可哀想ね」

「貴女、冒険者ギルドの女の子的に回すわよ」

「貴女こそ商人の半分は敵に成るわよ」

サブマス同士の睨み合い、突如2人のギルマスは握手する、けど俺の方を見て。

「風香ちゃん、旦那の躾をよろしくねギルドを崩壊させないためにね」

「え〜と皆さんお詫びに、料理を作りますので食べて行って下さい」

「風香材料足りるのかよ？」

「今仲間が1人増えたから少し食材が増えただろうし、乾麺とお米と調味料はあるから美味く作るわよ、あっちの食堂のテーブルを拭いといて、それとエレス手伝なさい、行くわよ」

「なぁあの建物はなんなんだ？」

「そうねあんな物は無かったはずなのにね」

「サブマス夕飯ご馳走になって良いんですか？」

「ああ奢りだ、ご馳走になろう」

とりあえず俺はテーブルと椅子を拭く。