第4話 甘酸っぱい文化祭

彼女に告白し、数日が経つと文化祭が始まった。実を言うと僕は生徒会に所属していた。なのでビデオカメラを持って文化祭の様子を撮影していた。自クラスへ行くとチャイナ姿の女子がいた、よく見ると彼女だった。

あまりの可愛さに近くに行って可愛いねと言ってしまった。

彼女は『 ほんと?嬉しい、ありがとー!』

無邪気な笑顔で喜んでいる。その様子を見て彼女ことをもっと好きになった。

そして文化祭が終わり、夕方が過ぎた頃一通のメールが届いた。『 この後空いてる?』

彼女からのメールだった、僕は速攻で空いとると言い、指定の場所で待っていた。

プライベートの時とは違う制服姿の彼女が登場した。

『 遅くなってごめん!それでね、話したいことがあるんだけど、、』

僕は察した、告白の返事だと。

僕の脳内は振られる振られる振られる振られると狂うように唱えていた、しかし彼女から貰った言葉それは。

『 OKだよ。』

僕は一瞬混乱した、何が?と聞き返すと彼女は恥じらいながらも、

『 君が好きだよ』

これが彼女に貰った初めての"好き"だった。

僕は嬉しさのあまり泣き出しそうになった、暗くなってきたので一旦帰ることにし、メールでその後のことは色々と話した。

僕は幸せと嬉しさでいっぱいだった。晴れて僕らはカップルなると共にそこから愛の呪いは始まった。そんなことも知らずに。





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