第6話goki哲学6 ~重すぎるっつーの~

底辺職。あまりに揶揄されるので高級職に就こうと就活するのですが、一切採用されず(´・ω・`)。仕方なく失業保険を受給すると、無職だ、ニートだ、底辺だと。


高級職に就いているのはどんな人種なのですかね(´・ω・`)。単なるそんじょそこらの東大生が総合力でわたしを凌駕する天才とは思えない。


新卒採用、年功序列、正社員職歴といった、単なる既得権の問題ならば最初からそういう顔をすればいい。少なくとも高級職底辺職という問題ではないのが分かる(´・ω・`)。


高級か低級かというのが仕事の本質的な能力、その人間の天才性に関わる話ならば、誇りにかけてわたしも黙っては居られない(´・ω・`)。プライドだけのヘテロですから。単なる既得権の問題だと分かれば興味を失うが。


実は、中途採用に関しては中央官庁が一番柔軟に対応している印象を受ける。基本的に財務省以外はだいたい味方ですから(´・ω・`)。国会答弁とかわたしに書かせたら面白いですよー。岸田首相の所信演説も代筆しましょう。坂本竜馬的に歴史にのこる名演説にしてみせます。


昨今の拝金主義の蔓延を憂いている。過去にも幾度か言及してきたが。わたしはお金儲け自体を否定はしない。有能で野心的な資本家の存在が市場経済を活性化させ、雇用を創出し、イノベーションの原動力となる。しかし、富裕層の存在を肯定することと弱者の尊厳を踏みにじるような言動を認めることは違う。


有能で富と権力を所有する者こそ弱者を慈しみノブレス・オブリージュを敢行し徳を積む人生を歩まなければいけない。本当の意味で賢い人とは、計算高く損得勘定に優れ競争に打ち勝つ人間ではなく、仁義と礼節を持って弱者に寄り添う富裕層ではないか(´・ω・`)。


19世紀。行き過ぎた資本主義に対抗してオーウェンらの共産主義が生まれ、それでも態度を改めない資本家に抗して一切人間の善性を信じず武力革命を唱えるマルクス主義が誕生した。行き過ぎた資本主義、新自由主義、緊縮財政は民心を荒廃させテロルや武力革命を容認する社会的風潮を生む。


どんなテロリストも凶悪犯罪者も人情はある。彼らが標的を絞るとき、徳を積んだ権力者と弱者を嘲笑い続けた権力者と、どちらを狙うだろうか。安倍晋三暗殺事件、ルフィによる連続強盗殺人事件など。テロルや武力革命はもはや過去の遺物ではなく、現代に残存する哲学的テーマなのである(´・ω・`)。


情けは人の為ならず。弱者に情けをかけることは回り回って自分の人生の安全保障になるということわざ。それこそが本当に賢い人間の振る舞いであり究極の損得勘定であると(´・ω・`)。あざとくてごめん。(goki哲学)。特に富裕層の皆さんには仁義を持って徳を積む人生をおすすめする。


mixi楽しい(´・ω・`)。


辻仁成さんは超えなければならない存在(´・ω・`)。


ワクチン薬害、積極財政、LGBT、気候変動からフェミニズムまで。言いたいことは色々ありますが。正しいことを押し通せば世の中は良くなるとか、そう単純なものでもない。主義主張は人それぞれ。立場もあれば、物事の見え方が違うということもあるでしょう(´・ω・`)。


真理の複数性。東大教授相手に論破できるものでもないし、論破と納得して理解してもらうことは違う。論破に意味はないというのはそういうこと(´・ω・`)。


大切なのは言い負かすことではなく皆の話をすり合わせてひとつのナラティブを作っていくという誠意ある態度。弁証法なのです(´・ω・`)。


でもよく考えたら俺こんな立派な人間じゃねーわっていう(´・ω・`)。


こういう軽い哲学を音楽バンドのリリックにできれば面白いと思うんですけど(´・ω・`)。ちょっと過去のgoki哲学を見返してみますか。


文学も。障害を描くのはいいんですけど、ひたすら難解で辛い苦しい話じゃあ読者だって疲れてしまう。わたしは障害者文学でもひたすら痛快でハッピーな内容を描きたい。それこそが、真の人間讃歌でしょう(´・ω・`)。


乙武洋匡さんの「五体不満足」がそうです。彼が生きていて苦しい、生まれを呪っている、というような話を描きましたか。「障害は不便だが不幸ではない」と。不倫までして、人生を謳歌して。生きていることが楽しくて仕方がないという彼の哲学に皆が救われたのではないか(´・ω・`)。

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