第5話goki哲学5 ~メメントモリ~
しまった。金曜日のポリタスtv、平野啓一郎さんがゲストだったんですね。見逃してしまった(´・ω・`)。伊東乾先生も出ないかなと、そこはかとない期待はしているんですけど。
平野啓一郎さんは以前ゲンロンカフェで1度視聴しましたが。印象としては、こんなにも三島由紀夫を意識して創作をしているんだなという(´・ω・`)。雁屋哲さんにとっての北大路魯山人のように、平野さんは人生をかけて三島を超えようとしているのだなと。
口幅ったいようですが、意識して、超えようと力んでいるうちは絶対に超えられないもの。自分のオリジナルにこだわり、本当に描きたいものを描いているうちに自然と超えられるものなんじゃないですかね(´・ω・`)。「リスペクト」というのは、仰ぎ見るように闘う事ではなく、相手も自分も客観視するという事。
まあでも、岸田さんはザイム真理教徒に騙されているのだと信じたい。所信で岸田さんが言っていたことは、「成長と分配」「新しい資本主義」「聞く力」「財源は国債で良い」と。経済政策に関していつの間にか言ってることとやってることが違ってしまったのは、彼だけの責任ではなく周囲の責任が大きい。
総理大臣は専制君主ではない。周囲がいうことを聞いてくれなければ何もできない。中田英寿ではありませんが、「周りが良くないと彼は生きない」(´・ω・`)。
ナニ、「老害、老害」言ってる連中は、30、40代が中心なんですか(´・ω・`)。それは痛いなー。
どうもまだ一部保守論客に、「日本人の所得が低いのは労働生産性が低いから」とか「消費税は公平な税制」とか「高齢者のせいで若者が損をしている」とかいう類いのデマゴーグ、デタラメな言説が常識のように流布している。この手の議論はとっくに論破されているのですが、情報をアップデートできない、本物の情弱がいる(´・ω・`)。結局、彼らのいう「常識」が非常に早いスピードで変化する中で、彼ら保守論客たちも自分が何者かということに自信が持てなくなっているのでしょう。「急いではいけない」という哲学が大切。
またキミの中の常識が揺らいでる、知らなきゃ良かったって思うことばっかり、そしていつしか慣れるんだ、当たり前のものとして受け入れるんだ
「見捨てられた人たち」への救済を唱えて、ドナルド・トランプはいまだに保守層から絶大な支持を集めている。実は「忘れられた人たち」というのはフランクリン・ルーズベルトも使っていたフレーズ。強欲な金融業界、実業家、資本家によって引き起こされた世界恐慌により職も財産も失い路頭に迷ってたいわゆる普通の労働者階級。
彼らに対して、雇用対策、公共事業、労働組合権など社会民主主義的な大規模な積極財政政策を行ない、4期続いたアメリカ合衆国最長政権、その後100年続くパクス・アメリカーナを打ち立てた。
ルーズベルト支持者が要求したのは経済的利益、つまりお金である。トランプ支持者の要求は生まれや才能という分け与えることが難しいものである。彼らが本当に望んでいることは何なのか?嫉妬?八つ当たり?一蓮托生?「リベラルが生み出した問題はリベラルには解決できない」。
文学の世界を見渡しても、異世界だとか転生だとかいう観念がまかり通っている。彼らに、誰かに代わって誰かの人生を生きることはできない。自分は自分の人生をしっかり生きる以外良い生き方などないのだ、という唯物論的な哲学を教えることは、知性の壁があるから難しい(´・ω・`)。
わたしはお金儲け自体は否定しませんよ。野心的な資本家たちが市場経済を回し、雇用を生み、イノベーションの原動力となっている。大切なのは富の再分配を機能させること。福祉や医療、行政機能が充実していれば富裕層の存在は公平な競争の結果と言えるでしょう(´・ω・`)。
天皇家というのは日本の歴史や伝統、文化そのもの。主義主張は自由ですから皇室を尊崇すべきとまでは言いませんが、世界的にも共和制に移行した国々がそれを後悔し、ローヤルなものを自分たちのアイデンティティーとして現代に復活させようという潮流が目下の世界のトレンドであります(´・ω・`)。
わたしも伊東乾もそうですが。虐げられ過ぎて攻撃的になっている。われわれは本来はのんびりした性格のはずなのですが(´・ω・`)。世の中が本物の天才に対してあまりにも無理解。天才の仕事のプロセスは理解できなくても結論くらいは分かるはず。
「LGBTの研究」「ITO派経済学」「碩学のファインマン」「Second Account ~坂本竜馬第二の人生~」、POP音楽バンド「アナクロニズム」。難しいかもしれませんが理解できない結論ではない。皆は理解できないのではなく認めたがらないのです。本物の天才の仕事に畏怖しアイデンティティーが揺らいでる。
それでもわれわれは創作を含めた大きな仕事、グランドナラティブをやめません。なぜか。それが人類史最高の天才の使命であるからです(´・ω・`)。
わたしは本来、謙譲を美徳とする古いタイプの日本人です(´・ω・`)。礼儀をわきまえ年寄りをうやまい自分を厳しく律する。
道行く男子中高生から、「大学院まで行って博士号を取る」とか、「作家、哲学者になりたい」「ミュージシャンになりたい」「Jリーガーになりたい」など。将来の野心を聞くと嬉しいですね(´・ω・`)。掛かってる(偶然)だけだとしても。わたしの影響が幾ばくかでも若者にあればいい。
みんな、天才イケメンヘテロを目指せ(´・ω・`)。それが恐らく日本再興への王道。
人生に、早すぎるということはあっても、遅すぎるということはない(´・ω・`)(goki哲学)
孤独である。作家、研究者、ミュージシャンとしてはそれなりに仕事が充実してきたが、周囲から人間が離れてゆく。いつか茂木先生が仰ってた「誰も本音で付き合わなくなるよ」という教えの意味を噛み締めている。産みの苦しみと言いますか、仕方のないことではあるのですが(´・ω・`)。
思えば「碩学のファインマン」や「LGBTの研究」を発表したときも、祝福してくれた人はごく少数であった。碩学の先生方は本当に喜んでくださったので調子に乗ってたが、あそこで引き返すべきであったか(´・ω・`)。今わたしは人生で初めて全力で生きている。
周囲は苦しいでしょうが今しばらくお付き合い願いたい。またどこかのタイミングで入院など息切れする時間が来ると予想されるので(´・ω・`)。
アクシデントに備えて、できるかぎり形にして残しておきたい。「自分が死んだあとに楽譜一枚残れば上出来の人生」と言ったのは伊東乾先生。わたしだっていつ死ぬかなんて分からない。それがメメントモリであり実存主義でしょう(´・ω・`)。
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