第2楽章 解離少女のコラール
ユセフィナのご帰還編
第1話 朝はコーヒーとともに
パチパチと暖炉の火がはぜる音が、いつものように暗闇の底から目を覚まさせてくれた。とは言っても、
綿100%の上質な掛け布団から起き上がるだけで、体が縮こまるような寒さを感じる。急いで毛布を体に巻き付けてベッドから崩れ落ちるように暖炉の前に移動すると、トナカイの絵が編み込まれた
スルノア王国の冬は、聞いていた以上に
窓にはドライアイスを開けたばかりのような
「そう言えば、カロリナが子どもたちのために鉄製のスケート靴を購入したと言っていたな」
大臣たちの渋い顔が浮かぶ。スケート靴に何のお金を
結果として、元気に冬を楽しむ子どもたちの姿を見れるのは嬉しいことなんだが。
今日一日の予定を頭に浮かべると、思わずため息が漏れ出てしまった。
「まずはコーヒーでも飲もう」
◆◆◆◇◇◇
ここまで読んでいただきありがとうございます。
第2楽章──『解離少女のコラール』が始まりました!
ゆるゆると始めていきますが、新たな登場人物、バトルなど盛りだくさんで進めていきたいと思っています。
よろしくお願いします!
面白いと思っていただいた方は、ぜひ★評価やフォロー、コメントなどよろしくお願いします(^^)
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