エピローグ

 これは五億km先にいる一等星たちへ送る、私の祈りの話です。


 失って、傷ついて、一人で泣いて。それでも前へ進んでいく、眩しい恒星のような人たちの物語です。


 どうか彼らが幸せでいられますように、笑って息をしていける世界でありますように。そう願いながら。


 私は今日も明日も、その先も。

 何億kmも離れた場所から見守っているのです。

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星間五億㎞より、愛をこめて @ink7

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