第7話 羽田校長(ハゲだコーチョー)

琉月は初音と、ご飯を食べに外出した。

琉月は最近ご飯通りに来ていなかったので新しい店が建っていた。


新しく増えていた店のメニューは…

「光のたまごのしょうゆラーメンだって!」


琉月がメニューを読み上げた。知らないラーメンだ。


「…えっ光のたまごって なに?」


至極真っ当な疑問を初音が聞いた。


「あー……知らない。」


琉月も知らないようだ。


「私も最近、ご飯通り通ってないからここ見たことないや。」


「気にならない?!このお店行こ〜!」


「いいよー」


店は三階にあるそうなので、こんな建物にラーメン屋あるのかな?などと二人は思いながら階段を登っていった。


ラーメン屋があるという階についた。

3 階はいかにも不気味な場所だった。


「こわいよ…」


ラーメン屋の戸があった。開けると…


「あ!校長先生!!」


「なんでいるの」


そこには校長先生がいた。

思いがけない人にびっくりした。


「えっえっ((二度見」

「チラチラッ」



「 なんでいるの〜!?」


「琉月君に初音君か、びっくりさせて悪いねえ。実は今休けい所として使っているんだ。こんな不気味なところで?って思っただろっ?

これは魔法でほかの人にはそう見えるようにしてもらってんだ。だから、私にはシャンデリアのある広い部屋に見えるわけだ。」


魔法を中だけといた。


「本当だっ!きれいな部屋!あの部屋からは想像できないな〜」


「そうそう。いいタイミングで来たから今の学校について教えましょか!」


校長先生は立ち上がり深刻そうに話し出した。


「相原先生が学校をやめた。

本魔法は個人情報にこそ手出しできないが、いろんな本をつくれる。『琉月についての本』などは作れない わけだ。

ただし、「地上にいる魔物」というと、そのずかんか作れる、有能な魔法 なのだ。だかLv1の魔力だと、300文字しかできない、Lv×300の文字の 本が作れるんだ。先生をやっていると、日中寝れないだろう?

人は今、情報 がほしいんだ。魔法が満ちた状態の地球の事がかいてある本は、うすくても高値でも売れる。

先生よりいいもんなぁ・・」


「・・・新しい先生はだれですか?」


「ふくろう魔法 の広道先生だ。」



〈次の日〉 〈11月1日木曜日〉


黒板に大きく


      相原先生は

          本屋になりました。

             by羽田校長

            ハゲだコーチョー!

             ハ〜ゲ〜


と書いてあった。

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