3

私が答えると、薄暗い部屋の中でラスボスが黙った。

少し距離もあるし、ラスボスの顔がよく見えない。





「・・・攻撃してくれるのかよ?」




「はい!ガンガンいきますから!!」




「マジか、結婚するとそんなことしてくれるのか!!」




「攻撃したことないので、教えてくれますか?」




「・・・マジで?ガンガン教える。

なんだよ、早く結婚すれば良かった。」





ボスがそう言って大声で笑いながら、仰向けで寝転がった。





そして、私に手を伸ばした・・・。





「上、跨いで。」




「はい!」




「まずは、キスからな!」




「はい!」




「敬語止めろよ、仕事じゃねーんだから。

あと、ボスもラスボスも会社以外で禁止な!

名前を呼べ、名前を!」





ラスボスにそう言われたので、ラスボスのお腹らへんに股がりながら・・・ラスボスを見下ろす。





薄暗い部屋の中、ラスボスの目がギラギラとしているのが分かる・・・。





そんなラスボスに、名前を呼ぶ・・・





「仁・・・。」





そう呼びながら、割れて盛り上がっている腹筋にのせていた両手を、握り締めた・・・。






その瞬間・・・






ラスボスが勢い良く起き上がり・・・






私の上に、君臨した・・・。






これは、絶対にマズイやつ・・・。





これは、絶対に・・・





「ちょっ・・・ちょっと、待って・・・っ!!」




「先、攻撃する!」




「ズルい!!!」




「交換!!二葉は俺の次な!!!」





そう言いながら、ラスボスが私の両足を広げ筋肉隆々の身体を入れてくる。





「・・・っ」





深いキスをされて・・・滅茶苦茶気持ち良い・・・





逃れようとしても、舌を優しくも激しく追って攻撃してくる・・・





「二葉・・・っ」





ラスボスが私の名前を呼ぶ。

深いキスを繰り返し、両手で胸を揉んで・・・下半身を私の1番の弱点である所に擦りつけてくる・・・。





これは、やっぱりマズイ・・・。

私が先に倒される・・・。





「・・・ねぇ、次・・・私が・・・!!」




「まだ・・・気持ち良すぎて攻撃止められねーから!」




「ズルい!!!」





叫ぶと、ラスボスが大声で笑いながら・・・その口のまま、私の胸の先にかぶり付き・・・





「・・・っっ激しすぎ!!

手加減して・・・っっ!!」




「手加減してるだろ!!」




「どこが・・・っっあ、待ってよ・・・っ!!」





ラスボスの下半身が、私の入口の所につっかかるように擦り始め・・・

私の首筋や耳にキスをしたり、舐めたり・・・





「まだ入れないで・・・っ!!」




「まだ入れねーよ・・・早く帰ってきたからな、夜はこれからだろ!!」




そんな驚きの発言をし、胸の先を両手で攻撃しながら身体中を舐め始めた。




「・・・声、気にすんな!!」




「だって・・・隣の部屋とか・・・っ!!」




「聞こえねーから!!

攻撃受けてる時の音も、ちゃんと出せ!!」




必死に我慢していたのにそう言われ・・・音の設定を変えることにする・・・。




そしたら、ラスボスが小さな声で笑った。




「良い音だな・・・。

じゃあ、始めるか・・・。」




「もう始まってたじゃん・・・っ!!」




「音、消すなよ・・・?」




耳元で囁くように言われ、それにゾクゾクしながら頷いた・・・。




頷いたら・・・




ラスボスの指が、私の入口・・・1番の弱点である入口に触れ・・・




ゆっくり、入ってきた・・・。

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