98. 鶺鴒や水切りのごと 飛び去りぬ


 鶺鴒せきれいや水切りのごと 飛び去りぬ



 石がごろごろ転がっている、今は木の葉も良い感じに色づいている、ある川の河川敷に行きました。しっぽを上下させて飛ぶ白黒の小鳥 ハクセキレイが川面を行き来しているのを見かけたのですが、動き方がちょっと独特ですね。


 川の表面を滑るように飛ぶ姿が、人間が川原で平らな石を川の表面に滑らせて、飛んだ数を競う「水切り」という遊びの石の動きに似てるよなー、と思ってこういう句にしました。 鶺鴒せきれいは秋の季語だそうです。


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https://kakuyomu.jp/works/16817330652954306518




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