80. 栴檀草 小菊可愛や 姿変え
秋の野、草が茂った場所から出て来ると、必ずと言っていいほど、トゲトゲチクチクの、ひっつき虫のような草の種が体に付いて来ます。
特にアメリカセンダングサは、線香花火を逆さにしたような形で、種は返しの付いた尖った先端が割れていて、服に着いたら、細かい上に洗濯しても取れない、ひっつき虫の王様(自分調べ)です。
でも、先日気が付きました。このセンダングサ、枯れて種になる前の、黄色いお花の時分、非常に可憐で可愛らしい小菊なのです。
可愛らしかった乙女が、放っておくと抜けない棘で人に襲い掛かる。これ、何か小説に使えそうなモチーフかも知れません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます