62. 湯の神に心で祈り 石段は
湯の神に心で祈り 石段は 登らないのが一人旅流
先日、一人旅で草津に行ったのですが、その中心地、湯畑というのは濛々とした湯気の中、毎分何千リットルもの温泉が沸いているのが間近で見られる名所です。
その近くに、何やら由緒正しそうな立派な神社が、湯畑を見下ろすように、長い石段の向こうに聳え立っておりました。ああ、この神社はきっと霊験あらたかなパワースポットに違いない、せっかくこの地に来たのだから、是非お参りして行かなくては、と思いました。
が、やはりなあ、あの石段、百段は有りそうだよ? 登ると絶対心臓バクバクだよ? どうする? どうする?
迷いましたが、登りませんでした。湯畑から神社の本殿のほうを見上げて手を合わせるだけにしちゃいました。ヘタレです。
一人旅なんで、同行者が「登ろうよ~」、と言い出すことも無いので、こういうのもアリですよね。
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