第11話 一難さらずまた一難
一難さらずまた一難
今も、昔も、難事が降りかかることに変わりはない。近頃の難事は、もっぱら身体に関することで、胃腸の具合が良くないと思ったら、次は首肩の血行が悪くてコリが酷くて、首も曲げられぬ始末である。また、それが終わると、今度は顔面の左側に神経痛のような、歯痛、歯肉炎痛のような不具合があり、たまらない。これも加齢によるものと
そして、また、目を逸らしていた絵画の仕事も、二十年来はかばかしい成果もなく、今日に至っている。私にとって、体調を良好に保つのも一義であるが、仕事の続行、仕事内容の充実を図ることは、更に重要であった。
私の仕事を、時代を
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