第135話 ひとり上手
どんなに泣いたって折檻はとまらない
だから泣かなくなった
我慢、我慢
看護の仕事は患者さんの前では泣いてはいけない
死に直面しても作り笑いをしなきゃ
家に帰れば、強いお酒をあおれる
そしたら、大声で泣けるから
我慢、我慢
子供の前では泣いてはいけない
子供が不安になるでしょう
子供が眠ったら、ベランダでこっそり
泣きましょ
我慢、我慢
やっとひとりになりました
今まで溜まってた涙のダム湖が溢れそう
泣きましょ、泣きましょ
もう、誰に遠慮もいりません
わんわんわん
嗚咽とともに
いろんなものを流します
やっとダム湖の水が減り出しました
これでいいはず
*ある方の作品のファンと言いいますか。
尊敬しています。
心情にぴたりとくるものがありまして。
つい、泣けてしまいました。
優しいコメントいただきました。
これからも、ファンでいさせてくださいまし。
お願い致します。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます