第45話 覚悟のうえ




魔王軍の参謀

つまり魔王軍No2って事になる

しかも竜姫ってドラゴン族の王女ではないか

なろう系小説で1度見たことある

たしか、、どんなドラゴンでも従える神話級のドラゴン、、と


戦闘は避けたかったけど

もう無理だな


この竜姫が話を聞くようには見えない


「ビュゥンー」

「ーーーーーッ」

「もう死ぬのか?」


なっ

竜姫が撃っている細長いビームが僕の胸を貫通した

胸から焼けるような痛みが全身に広がり

おぞましい量の血が貫通した穴から流れ出てきた


幸いミラさんと契約しているから僕は死ぬことはないが

拷問とかされたら、、うぅ考えたくない


くっ、、、力が入らない

立つ事だけで精一杯だ

もう合成を使うしか無いのかぁ


ええいっ

もうどうにでもなれっ


<合成っ>

左顔にある血管がくっきりと見えるようになり

左目が充血した、、、

左手の甲に銃と鎌のクロスした模様が浮かび上がった


「雰囲気が変わった!!」

「雰囲気だけじゃねぇー!!」


<魔法銃っ>

空中から魔法銃が出てきた


すかさず魔法銃をてに取り

構えた


<炎っ>

魔法銃から行き良いよく炎の弾が出てきた


「なっーーーッ」

「当たった!!」


構えてから僅か0,98秒

この速さには例え竜姫でも避けられない


「ーーーッ、、何だこれは、、」

「嘘だろ、、これを食らっても生きている!」


炎弾は行き良い良く竜姫の右肩にm当たり爆発した


しかし竜姫は右手と右肩が爆発により無くなり

皮膚全体が火傷や傷を負っていた


マジかよ、、ドラゴンを一撃で葬った技だぞ


「はぁ、、この命は、、はぁ、、魔王様に、、預けた物だ、、はぁ、、お前には何があっても渡さないから、、はぁ」

「戦う気が無いなら別に殺らないぞ」

「はぁ、、こんな怪我、、直ぐに治る、、はぁ

私に情けをかけた事、、はぁ、、後悔させてやる」

「どうすれば、、」


瞬きをした瞬間

目の前にいた竜姫が居なくなった

地面には血で滲んでいた


「俺が居ない間に悲惨な事になって居るな」


なんだ何処に居るんだ?

気配が無いぞ




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る