第42話 現れた裏切り
========== アキ視点
意識が、、、飛んでいた
読書とリングは、、、無事なのか
多分あの転移は相当手慣れたものが作ったのだろう
じゃなきゃ私は気付いていた
なんか寒いな
私は重たいまぶたを開けた
「此処は、、、」
周りは一面雪に囲われていて、、吹雪も吹いている
周りを探索しようと立ち上がった
しばらく歩くと人影が見えた、、見たことある人影、、、
魔物かもしれない、、、私は戦闘態勢に切り替えた
「紅葉の魔女 アキ昨日ぶりだな」
私の名を呼んだ彼女は
見たことのある金髪のエルフだった、、声を聞いた瞬間に衝撃と絶望に包まれた
「この声、、、嘘でしょ、、、フユ!!」
「フユと呼び捨てにするな!私は化身の悪魔 フユだ四天王の1人だ」
「四天王、、、フy貴様は帝国を裏切るのか?」
「裏切る?そんな価値もない国なんんか裏切る意味すらないだろ、、、偵察として潜っていただけだ勝手に仲間だと勘違いしただけだ」
「フy貴様はもう、、、」
私は衝撃がいつの間にか憎悪に変わっていた
怒りを抑える事ができず、、、反射的に
<ファイヤーストームVIII>
周りのものを何でも溶かしてしまうくらい暑い炎をまとった竜巻を撃った
吹雪の中を炎をまとった竜巻が突き進んだ
「流石Sランク冒険者アキ、、ファイヤーストームVIIIを使えるとは」
「黙れ、、、私の名を呼び捨てにするな」
「ふっ」
フユの影が浮かび上がり、、フユと瓜二つの姿に変わった
これはフユのスキル 化身の能力だ
普通の化身の場合、、化身の姿を維持するのにかなりの体力を使うが
フユの場合体力などを使わなくても維持できる
化身はファイヤーストムVIIIに向かって氷魔法を撃った
その氷魔法というのは多分ブリザードVIだろう
それにより私が撃ったファイヤーストームが止まった
一筋縄とは行かないか、、、
化身を倒してもいくらでも復活する
本体を倒さなければ、、、
「次はどうする?紅葉の魔女」
「つぎは、、、これだ」
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