第29話.個人最後の雑談配信 2
「「「「(私)(俺)(わたし)(あたし)たちは、ミックスライブ3期生としてデビューします!」」」」
:え?
:ま?
:いやたしかに、前の零くんの配信でミックスライブが匂わせてたけど、4人全員?w
:え、ほんとに言ってる!?
:最高じゃねぇか
:ってか、零くんはいいとして、きゅいあとそうらんとRinaはVTuberデビューってこと? 最高
:おいおいまじかよ、今年のミックスライブは本気だな
:全員すでに数十万人の登録者がいるのに、これから所属になるのか? こりゃ、とんでもないことになりそうだな
「まだ詳しいことはあんまり決まってないんですけどね」
「まぁ、所属して変わるものって言っても、登録者数くらいだろ」
「変態さん、一般的にはそれが1番嬉しい」
「あと、あんまり言わないほうがいいのかもだけど、お金の管理と編集が楽になるよ!」
「たしかにな! それもかなりありがたい!」
あ、編集で思い出したけど、僕まだライブ以外やったことなかった。これからはミックスライブっていう支えもあるし、動画にも力入れたいなぁ。
:メタいなぁ
:もうちょっと、あの人とコラボできる! とかあるだろw
:登録者少ない私にとってはずるいです
:ていうか、このメンバー集まってするのが雑談なんだね
:たしかに
:全員ゲームうまいのに
「ほらだから言ったじゃないですか。このメンバーでするなら絶対ゲームのほうがいいって」
「うん、1言も言ってないよね?」
「「零様(お兄ちゃん)が言ったって言っているってことは、言ったってことです(だよ)!」」
「もうそれでいいや。っていうか、【言ったって言っているってことは、言ったってことです】って早口こt」「「は?」」「なんでもないっす〜! これだけでキレられる俺が普通に可哀想」
:ここでしか見れないきゅいあのツッコミ
:わたし、ここでのきゅいあさんしか見ないから知らないけど、いつもは違うの?
:基本きゅいあはボケる側だね
:ブラコンとガチ恋勢の前で零くんにツッコむのは難しいかもしれない
:可愛い声2人の『は?』ありがとうござます
:↑は?
:↑は?
:↑は?
:よかったな、コメントからも来たぞ
「重大発表もし終わったし、何か質問とかなければゲームしますか」
:全員ミックスライブに所属するってことは、零くん以外もVTuberデビューって認識でおけ?
「「「おけ!」」」
「はい次〜!」
:Rinaもゲームうまいけど、アニカーってランキングのったことある?
「あ、それは私も気になりますね」
「のったことあるっていうか、今77位だよ?」
「「「ゑ……?」」」
:え?
:この4人全員世界ランカーらしいです
:ランキングってそんな簡単にのれるんだ
:↑注、のれません
「え、えっと……もう質問ないですか〜? よしっ、なさそうなのでゲーム配信に切り替えますか!」
「「「お〜!」」」
「うわっ、変態さんと声被った……もう死ぬしか……」
「ねぇ、前も聞いたことあるんだが?(泣)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます