P.14
キャサリン:
「 ちょっとぉ! タカオちゃん!!
爆笑したわねぇーーーっ!!
ユルっっっ…!!!
アンタ、今の “口撃” っ………
『人名系罵倒』 ………ねっ、
アンタが、そ~くるならっ………
アタシだって負けちゃらんないわ!
んぐぐ~~~っ…………
“人名” ………っつったら、
アンタよ! ユルチェンコっ!!
ロシア人に憧れてんだかなんだか…
知んないけどねぇっっっ、
その “ユルチェンコ” っ……
………つ~源氏名っ、何なの!?
《 だから、アタシ………
カマになっちゃったの…… 》
………みたいなネーミングっ、
よしなさいよっっっ…!!!
どーせだったら、潔くっ………
ちっちゃい “ェ” をっ………
………取りなさいよぉっ!!! 」
ユルちゃん:
「 んまぁ~~~っ………
お下品な人っっっ…!!! 」
キャサリン:
「 アンタに言われた~ないわ! 」
すると、次の瞬間…………
〈 パチパチパチパチパチッ…!! 〉
隆生の “連れ” が………
2人に、拍手を送った。
キャサリン&ユルちゃん:
「 へ? 」
隆生の連れ:
「 いやぁ~~~っ!!
最高だよっ、キミ達っ…!!
隆生の言ってた通りだわっ!!
……………あぁっ、
そうそう、申し遅れましたが……
私……………
こういう者でしてぇ………… 」
隆生の “連れ” は………
カードケースの中から………
“名刺” を取り出し………
キャサリン&ユルちゃんに……
…………差し出した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます