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第1話への応援コメント
フランス革命など望めるはずもなく〜資本家に支配された労働者が〜云々の一節が少し気に掛かりました。
資本家が上流階級として街を支配しているならフランス革命後の資本主義社会で、それ以前の封建社会では市民がどれだけ稼いでも青い血をした貴族たちに持っていかれるので資本家が立ち行きません。
貴族が支配する社会からフランス革命のようなブルジョア革命が起きてブルジョアの支配する資本主義社会になります。
フランス革命以前に対応する世界なら中世の封建社会で、どれほど金を稼いでいても被支配階級で貴族に比べれば賤しい血の一市民にすぎません。
モダンタイムス的な資本家が労働者を支配する世界ならフランス革命後に対応する世界です。
どちらの世界か固めて寄せると良いかと思います。
近代のスモッグの立ち込める街の片隅に吸血鬼の血を半分持つ青年が居てやがては悪役となる運命に抗う物語というのはすごくそそられるので、そちらに寄せてもらえると個人的にはたのしみです。
中世ファンタジーもふつうに好きなので中世の街に隠れる半吸血鬼の青年のお話でも好物なのでそれならそれでも楽しませてもらおうと思います。
余談ですが、資本主義社会からプロレタリア革命を経て労働者の代表たる共産党が支配する共産主義社会に移行します。が、結局は支配者が変わらない一党独裁はあまりに腐敗が酷く、その惨状を目の当たりにした世界の半分は共産革命を拒絶しました。
作者からの返信
あまり最初に設定を詰め込んで書くの好きじゃないから、描写が適当になっている。すみません。
この世界はブルジョワ革命し損ねた世界なんです。
大航海時代が訪れ、交易によって財を成し、他の大陸に住んでいたものたちの魔法を学ぶことで力を得た商人。
産業革命が進行する中で財を成した商人。
そんな彼らは自分たちが稼いできた金を貴族たちに不当に搾取され、なおかつ自分たちが見下され続けていることに不満を抱き、反発。
武力衝突するまでに至ったのだが、一般市民が何の力も持たない役立たずのでくの坊であるがゆえに革命と呼べるほどの大騒動には発展せず、普通に鎮圧。
だが、それでも金の力に加えて他の大陸で得た魔法などによってちゃんと武力も保有していた商人たちは徐々に影響力を拡大。
弱小の貴族を経済的に依存させるほどにまで大きくなり、貴族たちから魔法を学ぶケースも増え、いつしか貴族たちの立場を蹴落とせるほどではないものの、完全に無視出来るほどの存在じゃなくなるほどまでに成長。
それ以来、商人たちは別に街を支配するほどまでに影響を持ってはいないものの、それでも貴族たちから無視されず、自分たちと同じ上流階級のステージに立つことが許される程度の存在となったって感じかな?
資本家というよりも準貴族かなぁー、ちょっと言い回し変えておく。
第19話への応援コメント
これは、逃げられるかな?