2023年5月11日(木) うちの子が入院した日

 去年の今日は、先代のうさぎの呼吸異常に気づいて病院に駆け込んで緊急入院になった日。

 こんなに急に崩れるとは思わなくて慌てた。

 12歳のおじいちゃんだった。

 1月に癌だった右脚を切断し、3本脚になってもすぐに歩けるようになった。

 最後の半年くらいはずっとお腹の調子が悪く、病院に通って服薬していたけれど、薬が美味しいようで飲みたい飲みたいと騒ぐのが可愛かった。


 呼吸異常になったうさぎは、抱っこをしたり車で病院まで行ったりする間にも死んでしまう可能性があった。

 もちろんそれを恐れていたらもっと死は近くにきてしまうので病院に行ったが、うちの子は強くて、抱っこにも車内にもレントゲンの麻酔にも耐えてくれた。

 病院に着いて、ロビーで待つことも許されない状況で、すぐに酸素室へ運ばれていった我が子。

 診察時に顔を見せてくれたが、先生はもう最期になることを知っていたのだろう。

 私は入院したらまた会えると思っていた。

 酸素室をレンタルしてでもまた一緒に暮らしたかったが、それは叶わなかったんだ。

 きっと毎年、この時期は辛くなる。

 ちなみにレントゲンの結果は、空気が入る場所がないほど肺が真っ白で心肥大になり気管が細くなっていた。


 今日も仕事に追われてなにもできない日。

 文字起こしは昨日のうちに終えられたので、今日から俺は本業の校閲業務。

 締め切り日を確認しながら頑張ろう。


 今朝方、千葉で震度5強の地震があったそう。

 みなさん大丈夫でしょうか。

 前に住んでいた家は千葉のお隣だったので、結構揺れただろうな。

 こういう時に亡くなったうさぎがいなくてよかったと思う。


 そういえば、夫は私の父と毎朝ウォーキングに行くのだけど、父が気まぐれすぎて困り果てている。

 歩くコースもその日の気分だし、興味があるものにひかれてそちらに歩いて行き、他人の近くでじっとその人を見つめたりするそう。

 例えばラジコンを飛ばしている人とか。

 飛ばしている人は、突然他人に近寄られてじっと見られ、「えっ?」となるけれど、父はそれでもサングラス越しにじっと見ているそう。

 せめて話しかければいいのに、そこは暗い。


 困るのは夫。

 その状況でどこに立ってどこを見ていればいいのかわからないと言う。

 たしかにな(笑)。

 父の介護者のフリをして引っ張って来ればいいんじゃない?と言っておいた。

 今日の父は、スマホがなかなかジャージのポケットに入らなくてもたもた歩いていたけれど、収納した途端に8倍のスピードになったと言っていた。


 今日のもやもや。

 母が1ヶ月前からばね指になり、今日は病院に行くと言っていて、仕事がなければ送っていくよと言ってあったのだけど、仕事がきつきつに入ってしまった。

 父も送っていくよと言っていたので、じゃあ父に任せようと思って仕事をしていた。

 すると、私たちの仕事部屋の網戸が少し前に壊れてDIYを頼んであったのだけど、突然始まってしまった……!


 文字起こしの仕事も全く聞こえず中断。

 仕方なくiPadで行う仕事に切り替えようと部屋を出てiPadを取りに隣の寝室に行こうとしたら、網戸を廊下いっぱいに広げられていて通れなかった。

 仕方がないのでiPadがなくてもできる作業を始めたら、床を金槌で叩く音が。

 金具を取り付けているのだろうけど……。

 夫と顔を見合わせて全て中断(笑)。

 直してくれるのは助かるけど、ぎちぎちに仕事が詰まってることは知ってるはずなのになぁ。

 機嫌のいい時はビブラート混じりの口笛が聞こえ、寸法を間違えたりして不機嫌になると「ちくしょう」とか聞こえてくるのがHSPにはたまらない。

 母のばね指は腱鞘炎と診断されたそう。


 朝方千葉で大きな地震があったけれど、夜はこちらで中くらいの地震があった。

 日本、地震が多すぎる。

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