物語にはテーマが必要だと気付いた話

 本日のお品書き


①物語にはテーマが必要だと気付いた話

②ワンアイデアあれば文章量(5000〜10000文字)を稼げると思った話

③10万文字書く方法は、10万文字以上書くことを前提にしてアイデア出しすればいい話


◇◆◇◆◇◆


①『物語にはテーマが必要だと気付いた話』


 物語にはテーマが必要だなと気付きました。

 今の今までテーマの「テ」の字さえ、考えたことがなかった。

 でも、物語にはテーマが必要なんだと、最近初めて気付きました(´;ω;`)


 今まで自分が書いてきた小説を読み返してみたわけよ。

 で、自分の成長を振り返ってみたわけだけど……。

 方向性が決まっていた作品は書きやすかったなと思いました!!


 例えば——。


『冴えないオタクが推しのアイドルと心中する話』


「自殺することは本当に悪いことなのか?」


『カノジョの愛は誰よりも重い』


「手に入らない本物と手に入る偽物。どちらを選択するか?」


 みたいな感じで、ある程度の方向性を決めて小説を書いていたなぁ〜と。

 そのおかげで、結構順調に物語を書き進めることができたなぁ〜と。


 書き上げてからこのテーマに気付いたんだけどさ。

 それでも、こういうことを言語化せずとも意識して書いていたなぁ〜と。



 テーマというのは、別に高尚である必要はありません。

 別に、普遍的なことでいいんですよ。本当にどんなことでもいい。


「男女の間に友情関係は成り立つのか?」

「SNSでの繋がりは、リアルの繋がりに勝るのか?」

「お金と愛はどちらが大切なのか?」

「数学は生きる上で必要なのか?」

「読書は人の人生を豊かにすることはあるのか?」


 という感じで、テーマを設定すればよかったんだと気付きました( ̄▽ ̄)


 んでんで。


 このテーマを物語のクライマックスに持ってくればいいんだと。

 つまり——。

 作品を通して、テーマに対する答えを出せばいいんだと気付きました!!

 結局、小説もエッセイや小論文と構造は、一緒なのかもしれません(笑)


◇◆◇◆◇◆


②『ワンアイデアあれば文章量(5000〜10000文字)を稼げると思った話』


 私は文字数を稼げるタイプの書き手なんだなと気付きました。

 1話3000文字程度のワンアイデアがあれば、連鎖方式で5000〜10000文字は意外と書けると思った。

 私以外の皆様には真似できるかは分かりませんが……。

 私は本気で書けば書くほどに、文章量が増えるタイプの人間なんです(笑)


 実際に——。

 2万文字程度の文章量から9万文字程度まで増やしたこともあります。

 私は1話1500文字程度あれば、4500文字程度まで膨らませられる。

 で、その話に+aを増やす形で、1万文字程度まで増やすことができますね。


 今後は量産体制を組んで書きまくります!


◇◆◇◆◇◆


③『10万文字書く方法は、10万文字以上書くことを前提にしてアイデア出しすればいい話』


 新人賞に応募するためには、10万文字程度を書かなければならない。でも、この10万文字程度書くのが、如何に難しいことか!!


 ただ、この10万文字程度を安定して書けるようになれば……上位10%に入れます!!


 では、どうすれば10万文字書くのか??


 その答えがあまりにも単純でした!!


 10万文字以上書くことを前提にして、アイデアを出すんです。長編小説を書くとき、私は1巻完結で美しい作品を書かねばッ!


 そう思うあまりに、アイデアが膨らみませんでした。膨らませたところで、そのアイデアは1巻以内に終わらないだろと。


 でも、この膨らますことが大切でしたッ!


 10万文字以上書くことを前提にアイデアを出しまくればいいんですよ。

 普通に書くなら2〜3巻分のアイデアを出しちゃうんです。


 で——。


 2〜3巻分のアイデアを、1巻分に凝縮して落とし込むんです。

 これならば、簡単に10万文字書けるはず!

 更には、余計な部分を限りなく削らないと、全部入りません。だからこそ、洗練された作品ができるのではないかと思いますッ!

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