時計の針を進めるのは自分自身

小学生の頃に親友を殺人事件で亡くした主人公の志緒。
心の時計を止めたまま高校生になり、今度はクラスメイトの死に遭遇する。

「気になるなら調べてみたら?」
信頼できる小児科医のすすめで、彼女は自殺した生徒の死の真相を追っていく——。

「気になること」は自分の「向き合うこと」でもあるのかもしれません。

物語の前半と後半で主人公は自分自身と向き合い、成長していきます。

この物語の凄いところは心理描写が丁寧に描かれていることだと思います。
読者の皆様にこの物語をじっくり読んで、主人公と共にミステリーを解き明かして頂きたいです。

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