第26話 川の砦

 翌日からは方針通りに将軍級ジェネラルを探す為に、騎士級ナイトを捕縛してアニエラ先生に尋問してもらう作戦を開始した。


 前の捕縛ポイントからは距離をとってゴブリン達を誘き寄せる。戦士級ファイターは無視して倒して、騎士級ナイトは捕縛して尋問をしていくけど、将軍級ジェネラルの居場所はなかなか判らなかった。

 居場所が判らないけど、騎士級ナイトへの尋問は行ってるので、アニエラのドS尋問は更に磨きが掛かり、鞭を持たせて【尋問女王】の称号を与えたいと思っちゃった。


 更に数日を掛けてゴブリンに尋問を続けていくと、やっと将軍級ジェネラルの情報を持つ騎士級ナイトを捕縛できた。

 【尋問女王】に掛かれば聞き出せない情報は無いんだよね。


「さぁ、教えてもらうわよ。カプッ、」

「うっ…あぁ…仲間はっ…うらん!」

「こんなに立派にしちゃって…ほらっ、」

「うぁあっ…そこはっ…やめっ」


 アニエラに触れられると『ドクドク』とした物を流し出していた。触れるだけでなく立派な物を握り、前後に動かすと信じられない程の液体が飛出したのだった。


「あっあああっ…なんなんだっ…こんなっ…」

「さぁ、将軍級ジェネラルの居場所を教えてくれたら挿れさせてあげるわよ?」

「はぅ、はぅ、本当かっ…教えるからっ…」

「じゃあ、早く教えて頂戴!それまではお預けよ。」

将軍級ジェネラルは、あっちの方へ進めば川がある。そこに砦を築いたのが将軍級ジェネラルだ。基本的に外に出ないから行けば必ず居るはずだ。さぁ、言ったぞお前の中に挿れさせてくれ!」

「ふふっ、挿れてあげるわよ♪」


 そう言って熱り勃った物を挿れた。


「ぎゃあああ!やめろぉおお!約束が違う!」

「挿れてあげたでしょ…これに(笑)」


 アニエラが挿れたのは土魔法で作った棘だらけの筒だった。熱り勃った物はその中に挿入した事で、想像を絶する激痛が走った。

 アニエラはその様子を笑いながら眺めて、筒を切り落とした。


「あらあら…今度は赤い液体が流れてるわよ?色々と教えてくれてありがとう!」


 アニエラはそう言って首を刎ねた。


「ハルカ、聞いてた?」

「う、うん。向こうにある川だね(汗)」

『アニーって中々恐ろしいね…』

『うん…同意する…』


 その後は、聞き出した情報を基に川の近くにあるゴブリン砦の偵察に向かった。

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