第25話 秘密の関係

 拠点からは出ないで今後の活動方針を話し合いをしたの。

 取り敢えず将軍級ジェネラル2体は倒す事は決定事項だね。その後は沈黙の森フォレスト オブ サイレンスに留まらないで、エルピス山脈を超えて先を進む事にしたの。

 これはドラゴンが居る居ないに関係なく超えて行く。ドラゴンが暴れて、エルピス山脈の生態系は完全に破壊されてると予想したから。


 こんな感じで活動方針を決めたので、その後は拠点の増改築に取り掛かったの。アニエラは少しずつ削って部屋を拡張して、私は削った後を滑らかに仕上げていった。


 毎日欠かさずに増改築をしていたので、拠点はかなり充実してきたの。今は、其々の部屋とダイニングキッチンの2DKに仕上がったの。


「アニー、お疲れ様♪ご飯にするよ〜。」

「は~い、お腹ペコペコ♪」


 拠点の増改築と食事に吸血を済ませたので、其々の部屋に入って就寝したの。


『ハルカ、アニーも寝たみたいだしいい?』

『うん、良いよ♪』


 並列思考セレブロとの情事が始まる。私の魔力回路を知り尽くしてるので、身体中全てを舐めるように優しく動かしたかと思えば、急に激しい振動で動かすの。


「はぁう…凄くいいよぉ〜」


 激しい振動から螺旋の動き変えられると、うねるに快感が押し寄せると、理性が飛んじゃって声が抑える事を忘れて乱れたの…


「はぁっ…だめっ、いっちゃう〜!」


 並列思考セレブロとの情事に夢中になってると、私の艶っぽい声で起きたアニエラが私の部屋にやって来たの…


「ハルカ、どうかしたの?っえ…」

「はぅん、また、くるっ…あっ、アニー!?」

「な、何がどうなってるの?」


 アニエラは乱れる私を見て、何が起こってるのか理解が出来ていない。嘘を付くのは嫌なので、私と並列思考セレブロの関係を説明する事にした。


「アニー、これは私の魔力を並列思考セレブロに動かして貰ってたの。自分で魔力を動かす時は何とも無いんだけど、動かして貰うとね物凄く気持ちよくて感じちゃうの。」

「私がハルカに吸血してる時みたいだった。」

「うん、実はアニーに吸血される時も感じてるんだよ。それと、私は並列思考セレブロの事が大好きなの、だから今みたいに魔力を動かしてあいして貰ってたの。」


 包み隠さずに関係を説明した。アニエラに幻滅されるかも知れないけど、嘘は付きたく無かったから後悔はしない。

 

「私はハルカの事が大好き!私もハルカを愛したい…ねぇだめかな?ハルカは私の事が好きじゃない?」

「えっと、アニー事は大好きだよ?でも…私達は女同士だよ?」

「ハルカは女の私じゃ嫌?」

『ハルカの素直な気持ちを伝えてあげれば?』

「私は嫌じゃないよ。アニー大好きだよ♪」

「ハルカ、ありがとう♪」


 こうして奇妙な三角関係が成立したの(汗)

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