第24話 激闘の戦果

 アニエラと勝利の抱擁を交わしてると、将軍級ジェネラルを倒した事で奪える能力が表示させたの。


[ゴブリン将軍級ジェネラル]〚統率〛〚槍術〛〚体力+100〛


将軍級ジェネラルからは〚統率〛〚槍術〛〚体力+100〛の3つが奪えるみたい。」

「私は〚統率〛が良いと思う。これから仲間が増えるかも知れないでしょ?その時に役立つと思うんだよね。」

『僕もアニーに賛成だね。』


 勝利の最大功労者のアニエラと並列思考セレブロも薦めたので〚統率〛を選択した。


『ハルカ、〚統率〛を強奪したよ。』

『それと、今回の寝てる相手に夜襲を仕掛けた事で称号〚卑怯者〛を獲得したよ。この称号により精神+100を得たよ。』

『更に、大量のゴブリンを火炙りにした事で称号〚虐殺者〛を獲得したよ。この称号により精神+100を得たよ。』


 うん…寝静まってる相手に夜襲を仕掛けて火炙りにしたんだから、〚卑怯者〛と〚残虐者〛の称号を得ても文句はないね(笑)

 有能と言われる策略家なら、この称号はある意味名誉ある勲章みたいな物だよね♪


 激闘を終えて、アニエラは左腕を失った状態で、私も体中が傷だらけで回復が間に合って無いので、拠点へ戻って回復に努める事にした。


 私達は拠点へ戻ると、会話をする事も無く直ぐに倒れるように寝てしまったの。激闘で精根尽き果てたので、食事も取らずアニエラの吸血せずに泥のように眠ったの…


 眠ってた筈なんだけど…身体中が熱くなっくる気がした。


「あっ、んっ…いいっ…」

「そんにゃに気持ち良いの?」

「うんっ…気持ちいいっ…あっ、」

「わたしもぉ…あちゅくなってきたよ」

「はぁうん…あっ…えっ?アニー?!」

「あっ、ハルカ起きちゃった?ご馳走さま♪」

「あっ、はいっ…枯渇しそうだった?」

「うん、起きなかったら…勝手に吸っちゃったの…ごめんね?」

「ううん、吸血せずに寝たもんね(汗)」

『僕も思いきりハルカを堪能したけど、寝てるのに凄く乱れてたよ♪』


 えっと、寝てる間に2人に思いきり感じさせられたのね(汗)


「今日は拠点で休養日にしてさ、あと2体居る将軍級ジェネラルのどうするかを決めたりしちゃう?」

「それが良いね!」


 激闘の後なので、身体は動かさないで頭を使う事にしたの。沈黙の森フォレスト オブ サイレンスの覇者になるには避ける事の出来ない相手だからね。じっくり話し合いをするの。

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