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そこからは、意外な流れで・・・
「ンンッッ・・・!!!」
ベッドの上、裸の“はじめ”さんの手や舌や指で攻められ続けている・・・。
“慰めてあげる”と言った直後、勢いよく起き上がったかと思ったら、そこからすぐにこんな感じになって・・・。
「声、我慢して・・・。
壁薄いから・・・。」
敬語でもなくなり、距離が近付いたようにも思う。
でも・・・
両手で口を押さえようとしたら・・・
その手を一瞬で掴まれ・・・
一気に、奥まで・・・
入れられた・・・。
それも、大きくて・・・。
こんなに青白いような白い肌、細い身体なのに・・・凄い大きくて・・・。
そんなので、最初から思いっきりで・・・。
「声、我慢して・・・」
両手を掴まれているのに、そんな無理難題を言う・・・。
“ワンナイトはダメ”
秘書課のルールでもあり、私も納得しているそのルール。
私は約1年ぶりのこういうことで・・・
しかも・・・
「避妊、しなくて大丈夫なの・・・っ?」
「生殖行動に、そんな物は必要ない・・・」
そんなことを言われ・・・
“博士”と呼ばれていた“はじめ”さんを見る。
「妊娠したら、結婚してくれるの・・・?」
「キミが、それでいいなら・・・」
妊娠したら、結婚出来るそうなので・・・。
約1年ぶりのこういうこと、それも物凄く上手い“はじめ”さんの生殖行動に集中することに・・・。
私に覆い被さった“はじめ”さんに必死にしがみつきながら、言う。
「“はじめ”さん・・・名前、呼んでよ・・・」
「名前、なんだっけ・・・?」
そんな予想も出来なかったことを言われ、泣きたくなった・・・。
「幸子・・・。
幸満つる子で、幸子・・・。」
顔を近付けている“はじめ”さんの、ダサイ眼鏡に手を掛ける・・・
それを、ゆっくりと・・・外した・・・
長めの前髪を少し掻き分けると、綺麗な二重瞼でキリッとした目が現れた・・・。
その目を見て、感じながらも笑ってしまった・・・。
「バカね・・・そんな格好良い顔・・・っ隠すなんて勿体無い・・・っ!」
そう、最後は叫ぶように言うと・・・
“はじめ”さんに深いキスをされて・・・
これがまた、物凄く上手い・・・。
こんなの、落とされてしまう・・・
狙った男に、私が落とされてしまう・・・。
ボロボロでヨレヨレな、働いていないと言う男に・・・
優良物件でもない男に・・・
私が、落とされてしまう・・・。
口を少し離されたかと思うと、“はじめ”さんの動きが速く大きくなり・・・
何度目か分からないくらい、私の下半身は落とされ続ける・・・。
「このまま、射精する・・・」
そう言われ、私は声を出せないくらいだったので、何度も頷く・・・
両手を“はじめ”さんの細い背中に回すと、“はじめ”さんも私を抱き締めてくれ・・・
また物凄く上手いキスをされながら・・・
奥の奥にまで、子種を注がれた・・・。
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