第46話 コラボに向けての会議
『ライブが終わったら、田島さんもといあーさんさんが遠く彼方まで行ってしまった件について』
「いや、イオさん。遠くに行ってないから。いつも通りですから。そのノリは同級生サバで死ぬほどやられたので……」
『もう、イオ!失礼でしょ!』
『ですよー。田島さんに失礼ですよー』
今日はダンジョンに潜らず自宅で会議アプリで通話中。
会議に参加しているのはダンジョン三人娘のイオさん、シオンさん、ミクさん、そしてマネージャーの馬見塚さん。
随分前に話に上がった、tmitterのDMでコラボについて、打ち合わせをしたいと連絡を貰ったからだ。
『イオがー、あらたさんのチャンネルを見つけてくれて感謝しかないよー。本当にあのときはありがとうございましたー』
『オーガなんてー初めてみたから動けなくて……今アイドル活動出来ているのはあらたさんのお陰なんです!ありがとうございました!』
「いえいえ、その言葉だけで心一杯ですよ」
俺はただ襲われている場面に遭遇したから助けに入ったにすぎない。
元気な姿が見れるだけで満足です。
『私からも感謝の言葉を。三人を救っていただきありがとうございます』
「マネージャーさんも!頭を上げてください!」
『……すぐにでも挨拶に伺うべきだったのに、申し訳ありません』
「いいってことです。感謝の言葉をいただいて、さらにコラボのお誘いなんてこれ以上貰ったらバチが当たりますから」
『……そう言っていただけると助かります』
『コラボな話もこっちから振っておいて放置してたのも悪いし。本当にごめんさない!』
『……それはイオがスケジュール見ないで決めるからでしょ』
『そーだそーだー。コラボなんてすぐすぐ出来るわけないのにー』
『う、うるさーい!あのときはすぐ出来ると思ったんだから仕方ないじゃない!』
三人ともなかがいいなー。
若い子を見ると元気が出るねー。
あ、変態的な意味はないよ。
新人に教育するときにはきはきしててこっちも元気もらえるような感じです。
既婚者ですからね、その辺わきまえていますので。
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