2025年ドラフト速報&指名予想答え合わせ!!
昨日、プロ野球ドラフト会議が開催されました!!
我らがベイスターズの指名結果を、球団公式のスカウト評価とともに、紹介していきます(スカウトコメントは、球団公式Xより引用)!
1位 佐々木 麟太郎×
→小田 康一郎 内野手(青山学院大)
『バットコントロールに長打力が備わった打撃センスに溢れた強打者。選球眼にも長けており、ボールを見極め出塁にも貢献できる選手。主にファーストを守るが、フットワークが良くて器用さがあり、他ポジションにも適性が感じられる選手。』
2位 島田 舜也 投手(東洋大)
『最速155km/hの本格派ピッチャー。スライダー、カーブ、フォークの精度も高く、伸び代の部分が多いのも魅力な将来のエース候補。』
3位 宮下 朝陽 内野手(東洋大)
『2年生の秋に大学侍JAPANに選ばれた広角に長打を放てる右の大型内野手。内野ならどこでも守れる万能性、柔らかいグラブ捌き、安定感のある送球と球界を代表する内野手になれる選手。』
4位 片山 皓心 投手(Honda)
『140km/h後半のキレの良いストレート、抜けの良いチェンジアップを軸にした投球で三振を奪える本格派左腕。柔軟な思考も持ち合わせており、先発、中継ぎ、抑え、いずれのポジションでも特徴を発揮できる。』
5位 成瀬 脩人 内野手(NTT西日本)
『今季長打力を磨き、都市対抗予選では試合を決める一打を放つ勝負強さが向上。俊足で軽快なステップワークとハンドリングで固い守備力を誇る。』
育成1位 清水 詩太 内野手(京都国際高)
『木製バットで高いレベルの好投手から本塁打を量産。しなやかなバットスイングから生まれるコンタクト力とリストの効いたパンチ力を兼ね備える。全国高等学校選手権大会で優勝を経験しており、大舞台で力を発揮する好打者。』
事前に、「今年は人数を絞る」とコメントを出していた通り、支配下5名、育成1名と、例年よりも少ない指名人数のドラフトでした。
球団が各選手のことをどのように評価していたのかは、スカウトコメントの通りだと思いますので、ここからは私の印象と、事前に書いていた予想との答え合わせをしてみようかな、と思います(ついでに、注目していた選手の指名先等々も……)
まず、野手、特に打撃型のサードを1位で狙ってきたのは予想通りでした。ただ、まさか1位で佐々木麟太郎選手にいくとは……! と思いました。岩手にルーツがある自分にとっては、ベイスターズが佐々木選手を評価してくれていたという事実がとても嬉しいですし、ベイスターズの佐々木麟太郎というのも見てみたかった気がしますが、こればっかりはどうしようもないですね。そして、それでもなお強打の内野手を狙ってきたというのは、球団としてもやはりここを何とかしたい、と思っていたことの表れかなと思っています。大学では主にファーストを守っており、東都大学リーグで3度のベストナイン、大学日本代表でも3番打者を務めた好打者で、イメージとしては佐野恵太選手や吉田正尚選手のような打者。強く振れる上にコンタクト能力の高い選手です。
2位、3位はともに東洋大学から。2位の島田投手はベイスターズファンという話もあり、その意味でも楽しみな選手です。相思相愛、と言って良いでしょう。直球の強さと変化球のキレが魅力で、タイプ的にはベイスターズだと入江投手に近いでしょうか。やはり、分かっていても打てないボールを持っているピッチャーは魅力的ですね。3位の宮下選手は、怪我の影響もあってか4年時の成績が上がらなかったことで、この順位まで残っていたと言える選手です。安定した守備力とパンチ力を兼ね備えた内野手で、本来は逆方向にも強い打球を打てる選手です。
4位、5位は即戦力の社会人選手です。この2人は、来年からある程度一軍で出てくることを期待したい選手です。特に片山投手は来季27歳になる選手ですので、2~3年が勝負になってくるでしょう。怪我の影響から社会人4年目になるまであまり登板数がないという投手でしたが、本格的にマウンドに上がった今季は、打者をグイグイ押し込んでいくことピッチングを見せていました。5位の成瀬選手は、社会人の中でも特に守備が上手い選手です。社会人ナンバーワンショートの呼び声も高く、下位指名ではありますが、プロの打球に慣れてくれば、すぐにでも一軍で通用する能力を秘めている選手です。
育成で指名した清水選手は、対応力の高さを評価されての指名のようです。京都国際高校では4番を張っていたサードで、京都大会では5割を超える打率をマークしました。甲子園では苦しみましたが、天井が高くこれからが楽しみな選手です。
さてさて、ここからは私の指名予想の答え合わせです。
私が、このドラフトで指名すべきポイントは以下の通りだと考えていました(上に行くほど優先順位が高い)。
・宮﨑選手の後釜候補→小田選手、(宮下選手)
・2~3年後に先発ローテの柱になるピッチャー→島田投手
・リリーフタイプの即戦力(特にサウスポー)→片山投手
これを考えると、結構球団が考えていたことと、私の予想は一致していたと思うのですが、どうでしょうか。少なくとも、個人的には抑えておきたかったポイントはしっかり抑えることができたドラフトになったと思います。
最後に、指名を予想した選手をみていきましょう。
1位 松下 歩叶 内野手(法政大)→ヤクルト1位
2位 伊藤 樹 投手(早稲田大)→楽天2位
3位 櫻井 頼之介 投手(東北福祉大)→中日2位
4位 吉川 陽大 投手(仙台育英高)→指名無し
5位 エドポロ・ケイン 外野手(大阪学院大)→日本ハム2位
6位 川原 嗣貴 投手(Honda鈴鹿)→指名なし
7位 岸本 大希 内野手(徳島インディゴソックス)→広島育成2位
育成1位 中野 大虎 投手(大阪桐蔭高)→指名なし
育成2位 今岡 拓夢 内野手(神村学園高)→西武育成2位
育成3位 中西 浩平 投手(豊川高)→指名なし
個人的には、スケール感の大きな選手を中心に指名予想したのですが、やはりロマン型の選手がどう評価されているのかを読むのが難しいですね……。2位、3位で獲れたら良いなと思っていた伊藤投手、櫻井投手は、ベイスターズが2巡目の指名をする時点で、既に残っていませんでした。特に伊藤投手は、地元・仙台の楽天に指名されているので、個人的には嬉しいですね(実は楽天ファンでもあるので、特に)。個人的に注目していた岸本選手(徳島インディゴソックス)は、育成ながら広島が指名。個人的な勘に過ぎませんが、かなりやってくれるのではないか、と思っています。
そして、めちゃめちゃ嬉しかったのは、知念大成選手(オイシックス)が、育成とは言え(巨人育成5位)、ついにNPBに入ったことです。ファームではめっちゃ打ちまくっていた選手ですし、何よりわざわざ沖縄電力という安定した地位を手放してまでチャレンジした選手だということを知っていましたので、そこまでして追いかけた夢を叶えたというのは嬉しかったです。
さてさて、私の感想が長くなってしまいましたが、今年のドラフトを総括すると、「数年先にチームの軸を担う選手を獲りきった」ドラフトだったかなと思います。2~3年後に、この中からレギュラーを獲る選手が出てきてくれれば、チームとしては相当大きいところです。本当の意味での今年のドラフト評価というのは、数年先にしかできません。今年指名された選手たちが、プロで大成することを願っています。
ちょっと気が早いですが、小田選手、島田選手、宮下選手、片山選手、成瀬選手、清水選手、Welcome to BAYSTARS!!
ベイスターズを語りたい RURI @RURI-chrysipteracyanea
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